中島翔哉が移籍したポルティモネンセってどんなクラブ?8つの特徴をご紹介

かねてから日本メディアが報じていたFC東京FW中島翔哉のポルティモネンセ移籍がついに決定。クラブの公式サイトによると、契約は2018年6月30日までの期限付き移籍となった。

このポルティモネンセとは一体どのようなクラブなのか。ふとぽるは、開設当初よりポルティモネンセについては特に頻繁に取り上げてきた。その理由はただ1つ。「ポルトガルで最も日本への理解が深いクラブ」であるためだ。

ただ日本では、このポルティモネンセは、一部鹿島サポーターを除き、まだまだ認知度の低いクラブのように思える。そこで今回は、中島翔哉が移籍するポルティモネンセを語る上で欠かせない8つの特徴をご紹介したい。

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今季よりポルトガル1部に復帰

2016-17シーズン、2部リーグを圧倒的な強さで優勝したポルティモネンセは、2017-18シーズンから1部リーグへ復帰。ポルトやベンフィカ、スポルティングなど、世界的な名門クラブが並み居る激戦リーグに挑む。すでに第3節を終え、ブラガとリオ・アベの強豪2チームには敗れたものの、残留を争うライバルであるボアビスタとの開幕戦を2-1で制すなど、1部残留も十分狙えるチームだ。

かつては金崎夢生が10番として所属

ポルティモネンセが、最も日本と関わりの深いクラブになった最大の理由は、鹿島アントラーズFW金崎夢生の存在。2013-14シーズンに当時2部に所属していたポルティモネンセにニュルンベルクより金崎が加入した。そして、翌年2014-15シーズンには、10番を背負い、チームのエースとして21試合で11ゴールを記録。シーズン途中に鹿島アントラーズへのレンタル移籍が決まった。2015-16シーズンには、レンタル中の鹿島からポルティモネンセへ復帰し、直後に完全移籍で鹿島に電撃復帰するなど、珍しい「往復移籍」でポルトガルメディアを賑わしたが、現在もポルティモネンセが金崎の保有権の20%を保持している。

現在は元鹿島FWファブリシオと日本人FW亀倉龍希が所属

鹿島サポーターの間では、このポルティモネンセの知名度は高い。2016-17シーズンにポルティモネンセから鹿島へファブリシオがレンタル移籍していたためである。このファブリシオといえば、川崎フロンターレとの天皇杯ファイナルで決勝ゴールを沈め、クラブに19つ目のタイトルをもたらした立役者。復帰したポルティモネンセでも、現在はエースFWとして活躍している。

また、中島翔哉と関係が深いという意味では、東京ヴェルディユース出身の亀倉龍希も所属していることを言及せずにはいられない。2013-14シーズンにポルトユースからポルティモネンセへレンタル移籍した亀倉は、今年で同クラブでの5シーズン目を迎える。クラブをよく知り、ポルトガル語も堪能な亀倉の存在は、中島がチームに馴染むうえで大きな助けになることだろう。

現在クラブのTDを務めるのは元浦和ポンテ

クラブの海外交渉担当テクニカルディレクターを、元浦和レッズの10番ロブソン・ポンテ氏が務めている。

今夏は、ポルティモネンセから2選手が来日

2017-18シーズン開幕に備えた夏、ポルティモネンセは2選手を日本クラブへ移籍させた。マリティモと50%ずつの保有権を保持していたマウリシオ・アントニオを浦和レッズへ、そして、ブラジル人FWブバを岡田武史氏が会長を務めるFC今治へ送り出した。なお、マウリシオの浦和移籍ついては、前述のポンテ氏が絡んでいた。

日本人選手が頻繁に練習参加

専修大学FW葛谷将平FC今治の3選手など、日本人選手が頻繁に練習に参加している。

現在チームを率いるのは、ポルトガルきっての「昇格王」

現在チームを率いるビトール・オリベイラ監督は、ポルトガルでも有数の「超」がつく名将。昨季ポルティモネンセを1部リーグに導いたことで、5年連続で2部クラブを昇格に導き、これまで合計10クラブを1部に引き上げた「昇格王」である。ポルトガルを代表する名将の指導を受けることは、中島翔哉のキャリアにおいてもプラスになることだろう。

若手選手は、活躍次第でポルトガルのビッグクラブからの関心も

20歳の若手ブラジル人FWブルーノ・タバタが、昨季リーグ4位の強豪ビトーリア・ギマラインスから注目されていることが報じられた。活躍次第では、このギマラインスやブラガ、また、スポルティングにポルト、ベンフィカなど、ポルトガルのビッグクラブに引き抜かれることもある。

以上、ポルティモネンセの特徴を8つご紹介した。このように、中島翔哉の新天地は、日本人にとってプレーしやすい環境が整い、かつ、世界的なビッグクラブとの対戦やポルトガルを代表する名将からの指導も経験できる理想的な移籍先といえる。中島の活躍次第では、ポルトやベンフィカ、スポルティング、ブラガ、ギマラインス、リオ・アベなど、欧州のメガクラブもスカウトを派遣する名門クラブへ移籍する可能性もあるだろう。

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