#4「『スクールはどれも同じだろう』なんて、誰が言った。」

僕の目的は、中学生以上の選手たちを見ることでした。

正直、「スクールはどこも同じだろう」と思っていた僕は、あまり小学生以下のサッカーに興味を持っていませんでした。なんというバカな人間なのだろうと後になって気付くわけですが、他の国でスクールを見ても、これまで日本で見てきた幾つかのスクールと変わった点はなく、あまり特筆すべきことがなかったものですから…(という言い訳をしておきます)

そんなスクールの印象を変えてくれたのが、このFCポルトでした。練習が始まる前、何人かのコーチと、元気な子供たちが準備をし始めました。ボール、ゴール、マーカー、用具がグランドに並べられていくのと同じくして、クラブハウスの中からコーチが出てくること出てくること。選手も出てくること出てくること…一体どんだけ広いクラブハウスなんだ。(そこじゃない)

選手が多いのは、大きなクラブならよくあることです。憧れのチームエンブレムのついたユニフォームが着れるのですから、当たり前のことです。
しかし、ポルトに関して言えば、選手たちもさることながら、コーチの数が異常に多いのです。
軽く見積もっても20人程度はいるでしょうか。ここがポルトのスクールを語る上で欠かせないポイントだと思います。

一人一人に目が行き届くように工夫をされているからこそ、他のチームにはない「何か」を僕に感じさせてくれたのだと思います。

次回はその「何か」について、具体的に書いていくことにしましょう。

続く

【寄稿アミーゴ】

kazumaKA’zuma

1992年生まれ東京都出身。2016年世界のサッカーを観るためにアジアとヨーロッパ15ヶ国以上を歩きまわって来ました。サッカーと本と、時々写真で生きています。

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