英雄の凱旋、確執相手との再会。様々な想いが交錯するポルト対チェルシー戦を控えた両監督のコメント

CL第2節、ポルトのホームドラガオン・スタジアム行われるポルト対チェルシーの一戦を控え、両チームの指揮官が前日記者会見に応じた。クラブをCL優勝に導いたかつての英雄モウリーニョと、スター選手であったラダメル・ファルカオがポルトへ凱旋し、カシージャスがレアル時代に不仲関係にあったモウリーニョと再会するということで、注目を集めている。

ポルトのロペテギ監督は、クラブの歴史である敵将モウリーニョへの敬意を示しながらも、勝利への意欲を語った。

「モウリーニョ監督のことは尊敬している。彼はこのクラブ、そしてこの国にとって全てであり、絶対的な存在だ。大いに尊敬はしているが、明日は勝利したい」

また、対戦するチェルシーは今季プレミアリーグで不調に陥っているが、その実力に陰りはないことを強調した。

「CLでは初戦に4-0で勝利し、良いスタートを切っていた。彼らは世界のトップクラブだ。偉大な組織と大きなポテンシャルを備えており、戦術的、フィジカル的、感情的な全ての面において、我々は限界を超えることを強いられるだろう」

この日、クラブが122回目の創設記念日を迎えたが、ロペテギ監督は「チェルシーに勝利し記念日を祝うことができればファンタスティックだ」と、ポルトにとって重要な日に、クラブの歴史となった偉大な指揮官に勝利したい想いを吐露した。

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、かつて2年半に渡って歴史を築いたポルトへの特別な感情を語った。創設記念日であるこの日は、自身も各所に飾られているポルトミュージアムを初めて訪れていた。

「ミュージアムに行ったことで、自分がクラブの歴史の一部を成していること、そして自分がポルティスタであることを実感した。しかし、この感情は明日のピッチには持ち込みたくない類のものだ。強いハートをもって、チームのために全力を尽くせるよう望んでいる。ポルトには2年半在籍し、全てを勝ち取った。私にとっては、ポルトガルで率いた最後のチームであり、ポルトは私に、フットボールの歴史においてより重要なクラブへの扉を開いてくれた」

記者会見で注目を集めたのは、スペイン人記者からのカシージャスについての質問だった。レアル時代に確執を報じられたGKとの対戦については、多くを語ることを避けた。

「カシージャスとすれ違う機会があれば、確実に挨拶をするだろう。この件についてはこれ以上の質問は受け付けない。ここまでにしよう」

かつての英雄の凱旋。カシージャスとの確執。様々な想いが交錯する注目の一戦は、日本時間本日3時45分にキックオフする。

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