ポルトガル人監督はたかだか「欧州2部」。CL4強のモナコ監督が高評価の母国へ警鐘

『O JOGO』

フランスのリーグ・アンを制して、CLではベスト4まで勝ち残ったモナコ監督レオナルド・ジャルディン。今季大きく躍進し、世界中にその名を知らしめた同監督が、人材の宝庫とみなされるポルトガル人監督のヨーロッパでの地位について語った。

今季は、このレオナルド・ジャルディンを始め、多くのポルトガル人監督が偉業を成し遂げた。母国ポルトガルでは、ルイ・ビトーリアがベンフィカをリーグ4連覇に導き、ウクライナでは、かつてポルトやブラガを率いたパウロ・フォンセッカが、初の海外挑戦でウクライナリーグとウクライナカップの2冠を達成。プレミアリーグでは、元スポルティング監督マルコ・シウバが、ハル・シティを奇跡の残留まであと一歩のところまで再建した。

今季もヨーロッパ各国で結果を残したポルトガル人監督。すでにヨーロッパ随一の監督大国と言っても過言ではなく、実際に多くのタレントを有すると評価されているが、レオナルド・ジャルディンにとっては、ポルトガル人監督はまだ世界のトップではないようだ。

「ポルトガルには優秀な監督がいるが、我々にはもっと努力をする責任がある。確かに、我々にはモウリーニョという存在がいるが、彼は別次元。その後のポルトガル人監督はあくまで『ヨーロッパの2部』だ」

「なぜ『ヨーロッパの2部』と言ったのかというと、例えばイタリアを見てみれば、アッレグリに、プレミア王者のコンテと、昨季のラニエリもいる。他にもアンチェロッティなどだ。『ヨーロッパの1部』があり、我々ポルトガル人の目標はそこにたどり着くことでなければならない。なぜなら、我々にはクオリティがあり、良く経験を積み、世界のどの国でも働くことができる。我々ポルトガル人は文化的な理由から適応力があるが、監督にとってこれは重要な能力だ。我々は野心を持ち続けなくてはならないし、決して『もう多くの監督がいる』だなんて言ってはならない」

CLを2度制したジョゼ・モウリーニョを有するポルトガルだが、実はCLベスト4に進出したのは、このレオナルド・ジャルディンが久しぶりであり、同国にとっては史上2人目。そんな同監督の言葉は、優れた監督が多いと過信している母国の目を覚ますような的確な意見であった。

©FutePor -ふとぽる-