『Record』
2018年ロシアW杯に臨むオーストラリア代表の新監督に、ブラジル人監督ルイス・フィリペ・スコラーリが就任する可能性が浮上した。『Reuters』に対して、監督自身がオーストラリア代表からの興味を認めた。
スコラーリは、11月に3度のリーグ優勝を果たした広州恒大の監督を退任して以来、フリーの身となっていた。同様に、オーストラリアも先月、ホンジュラスとのプレーオフの末に本大会への切符を手に入れたアンジェ・ポステコグルー監督が電撃辞任して以来、本大会に臨む代表監督を探している。
過去にはJリーグのジュビロ磐田を率いた経歴も持つスコラーリ監督は、2002年の日韓W杯でブラジルを優勝に導いた名将。その後率いたポルトガル代表では、自国開催のEURO2004で準優勝、2006年ドイツW杯でベスト4に進出している。クラブチームでは、チェルシーなどを率いた経歴を持つ。
2014年には母国開催のブラジルW杯で代表チームを率いたが、ドイツに7-1の歴史的大敗を喫し、それ以来代表チームから遠ざかっているW杯優勝監督。自身4度目となるW杯参戦は、日本のライバル国でもあるオーストラリアとなるのだろうか。
なお、ロシアW杯でオーストラリアはグループCに所属し、フランス、ペルー、デンマークとグループステージを戦う。
Mundial 2018 – Scolari é hipótese para comandar Austrália https://t.co/syt0T68qWT
— Diário Record (@Record_Portugal) December 12, 2017
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