ポルティモネンセ会長「中島翔哉のウルバーハンプトン移籍は80%」残された論点とは?

ポルティモネンセに所属する日本代表FW中島翔哉のプレミアリーグ移籍が間近に迫ってきた。

第一報を報じたのは、ポルトガル最大手サッカーメディア『A BOLA』。「中島翔哉のウルバーハンプトン移籍交渉が最終段階にあり、移籍の実現は時間の問題」と、ポルトガルリーグから多くの選手を獲得しているウルバーハンプトン移籍の可能性が濃厚であることを報じた。

そして報道の翌日、ポルティモネンセ会長ロドニー・サンパイオ氏が、地元ラジオ『Renascença』に真相を語った。

「(ウルバーハンプトンとの)会話はあった。まだ100%決まってはいない。ただ、1月には起こり得る。残論点は違約金を全額支払うかどうか。だからまだ決まっていない。でも中島のウルバーハンプトン移籍の可能性は80%ほどだ」

「我々にとっては大きな損失になるだろう。中島は素晴らしい選手であり、ポルティモネンセによく適応してくれた。みんなが彼の退団を悲しむだろう。チームもそしてサポーターも。もはや彼を慰留できる可能性はない」

サンパイオ氏によると、移籍の実現に向けて残された論点は違約金の支払い。中島には4000万ユーロの違約金が設定されているが、ウルバーハンプトンが提示したのは半額である2000万ユーロとみられている。これまでサンパイオ氏は、度々メディアに対して中島の放出は移籍金満額が支払わない限り認めないという断固とした姿勢を示してきた。

かりに中島翔哉の移籍が2000万ユーロで実現した場合、ポルティモネンセにとって今夏500万ユーロで浦和レッズに移籍したファブリシオを抜き、クラブ歴代最高額のディールとなる。ポルトガルの3強クラブに所属する代表選手ですら4000万ユーロで移籍することは稀であることを鑑みても、ポルティモネンセ側が満額の支払いを要求し続けることは考えにくいのではないか。ウルバーハンプトンに深く関与する敏腕代理人ジョルジ・メンデスの存在も、本移籍交渉に大きな影響を与えることが想定される。

現在ウルバーハンプトンを率いるのは、中島がかつて現地メディアに対して移籍願望を語ったポルトのOBであり元監督でもあるヌーノ・エスピリト・サント氏。果たして、偶然の縁もあるウルバーハンプトンへの移籍は実現するのだろうか。

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