スーペルタッサを控え対照的な両者。ジョルジ・ジェズスの挑発に沈黙を貫いたルイ・ビトーリア

『A BOLA』

日曜日に行われる、2015-16新シーズンの開幕を告げるスーペルタッサ、ベンフィカ対スポルティングを控え、両クラブの監督が記者会見に応じた。

昨年のカップ戦王者スポルティングのジョルジ・ジェズス監督は、先日ルイ・ビトーリア新監督率いる古巣のベンフィカを「何も変わっていないが、そこには私という頭脳がいない」と挑発したが、この日の記者会見でもその姿勢を崩すことはなかった。

「自分が言ったことは認めているし、同じ質問をされても、また同じことを言うだろう。それが絶対的な真実なのだから」

「同じシステムで戦っているベンフィカを見たし、セットプレーの戦術も全く変わっていない。(私のもとで)全てを勝ち取ったチームをそのままに維持できた監督を褒め称えるしかない」

その中でもやはり、記者からの質問はベンフィカに関することが多く、ジョルジ・ジェズスは苛立ちを隠せないようだった。会見の途中には、「そういった質問はルイ・ビトーリアにするべきじゃないか。私はもうベンフィカの監督ではない!」と声を荒げた。

一方、前任者から「何も変わっていない」との強烈な皮肉を浴びた、昨季のリーグ王者ベンフィカのルイ・ビトーリア監督は、挑発に対するコメントを避けた。

「私は明日の試合に集中している。ベンフィカ対スポルティングだ。スタジアムは満員になるだろう。素晴らしいものになると期待している。私は自分のチームのことだけを考えている。他のことには全く興味がない」

「私のことをよく知るものは、私が全員に、自分のクラブに、自分自身の過去に、全てに敬意を抱く人間だということを知っているだろう。私自身が返答したい人に、話したいときに話す。今日最も重要なことは、ベンフィカ対スポルティングが他の何よりも重要だと述べることだろう。それ以上に話すことはない」

古巣の監督に強烈な皮肉をぶちまけたスポルティングのジョルジ・ジェズスと、舌戦には乗らずに強い信念を静かに語ったベンフィカのルイ・ビトーリア。両者の気質を対照的に際立たせた記者会見となった。

「リスボン・ダービー」となった今季のスーペルタッサは、本日9日に開催される。ジョルジ・ジェズスがライバルの監督としてベンフィキスタの前に出る初の機会となる。彼らの反応にも注目だ。

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