ポルトガルで話題、韓国の元天才少年。夢は「レアルでロナウドとプレーすること」

『A BOLA』

1人のアジア人が遠いイベリア半島最西端のポルトガルで気を吐いている。残念ながら、スポルティングでベンチ入りに苦しむ田中順也のことではない。ビトーリア・セトゥバルで躍動する韓国人FWソク・ヒョンジョンだ。

月曜日にコインブラで行われたポルトガルリーグ第2節アカデミカ戦では、1ゴールを挙げチームの4-0での大勝に貢献した。試合後に応じたインタビューでは、レアル・マドリードでプレーしたいという壮大な夢を語ったことも、ポルトガルメディアを賑わせている理由だろう。

「僕の目標はレアル・マドリードでクリスティアーノ・ロナウドとプレーすることだ。僕は彼の大ファンだし、世界最大のクラブを背負うことを夢見ている。レアルでプレーしたことのあるアジア人は一人もいない。僕が最初の選手になりたいんだ」

192センチの大型FWは『Record』のインタビューに対してこう語った。かつてはオランダの名門アヤックスでプレーした元天才少年も、いまやもう24歳。憧れのクリスティアーノ・ロナウドの故郷であるマデイラ島に拠点を置くクラブを転々とし、ついには自身が輝けるチームにたどり着いた。セトゥバルでの活躍から代表に返り咲き、先日のコインブラでの活躍は、母国である韓国を賑わせているという。

「ケータイを見たら、代表復帰とゴールを祝ってくれるメッセージが100件以上も来ていたんだ。韓国では今、僕が話題になっているらしいよ。ゴールの映像がテレビを流れ、拡散されている。それにはとても満足しているし、何よりもビトーリアの勝利に貢献できたことが嬉しい」

昨季トンデーラを2部優勝に導いたキン・マシャード監督のもと好調を維持するセトゥバル。その中心にいるのは、まぎれもなく韓国の元天才少年だった。異国でプレーするアジア人として、田中順也も負けていられない。

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