19年9月のU-21ポルトガル代表メンバー23名が発表。3強期待の新星が続々招集!

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U-21ポルトガル代表監督ルイ・ジョルジが、アンダー世代で争われるEURO2021予選ジブラルタル戦およびベラルーシ戦に臨む代表メンバーを発表した。

注目を集めたのは、新シーズン2019-20からトップチームの一員としてインパクトを残しているポルトガル3強期待の新星の招集。ベンフィカのレギュラーとしてプレーしつつあるヌーノ・タバレスやフロレンティーノ、控え選手として出場機会を得つつあるジョッタことジョアン・フィリペらがメンバー入り。また、スポルティングのティエリ・コヘイアや、ポルトの右サイドハーフとしてスタメンを確保しつつあるロマーリオ・バローらも、早くもアンダー世代の代表に招集された。

すでにポルトガル国内でもトップレベルの若手選手として知られつつある最注目の新戦力を据えて、新シーズンのスタートを切る。

以下、2019年9月のU-21ポルトガル代表メンバー23名
(☆は筆者の独断と偏見による注目選手)

GK
ルイス・マシミアーノ (スポルティング)☆
ディオゴ・コスタ (ポルト)☆
ジョアン・ビルジーニア(レディング)☆

DF
トマース・エステービス (ポルト)
ティアゴ・ジャロー (リール)
ディオゴ・レイテ (ポルト)☆☆
ディオゴ・ケイロス (ムスクロン)
ペドロ・ペレイラ (ブリストル・シティ)
ヌーノ・タバレス (ベンフィカ)☆☆☆
ルーベン・ビナーグレ (ウルバーハンプトン)☆☆
ティエリ・コヘイア (スポルティング)☆☆

MF
フロレンティーノ・ルイス (ベンフィカ)☆☆☆
ヌーノ・サントス (ベンフィカ)
ロマーリオ・バロー (ポルト)☆☆☆
ダニエウ・ブラガンサ (エストリル)
ドミンゴス・キーナ (ワトフォード)☆☆☆
フィリペ・ソアレス (モレイレンセ)
ミゲウ・ルイス (スポルティング)

FW
ペドロ・ネット (ウルバーハンプトン)
ジョアン・フィリペ (ベンフィカ)☆☆☆
ラファエウ・レアオン (ミラン)☆☆☆
フランシスコ・トリンカオン (ブラガ)☆☆
ダニー・モッタ (ユベントス)

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19年9月のポルトガル代表25名が発表!3名をサプライズ招集、9番タイプはゼロ人に

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ポルトガル代表監督フェルナンド・サントスが、EURO2020予選セルビア戦およびリトアニア戦に臨む代表メンバー25名を発表した。

サプライズ招集となったのは3名。セビージャのダニエウ・カリーソ、バイエルンからリールに移籍したレナト・サンチェス、そして、オリンピアコスのダニエウ・ポデンセらがメンバーイン。加えて、さらなる注目を集めたのは「9番」タイプの不在問題。前回チームの一員として呼ばれたディエゴ・ソウザや、スポルティング移籍騒動に揺れるミランのアンドレ・シウバらが招集外となったため、センターFWが1人もメンバーに含まれない事態となった。

とはいえ、キャプテンのクリスティアーノ・ロナウドをワントップに据える布陣や、ベルナルド・シウバやゴンサロ・グエデスらをゼロトップ的に配置するオプションは健在。ネーションズリーグ初代王者に輝いた勢いそのままに、ディフェンディングチャンピオンとして臨むEURO予選でも結果を残したい。

以下、2019年9月のポルトガル代表25名

GK
ジョゼ・サー (オリンピアコス)
ベト (ギョズテペ)
ルイ・パトリシオ (ウルバーハンプトン)

DF
ぺぺ (ポルト)
ジョアン・カンセーロ (マンチェスター・シティ)
ラファエウ・ゲヘイロ (ドルトムント)
ネウソン・セメード (バルセロナ)
マリオ・ルイ (ナポリ)
ジョゼ・フォンテ (リール)
ダニエウ・カリーソ (セビージャ)
ルーベン・ディアス (ベンフィカ)

MF
ルーベン・ネーベス (ウルバーハンプトン)
ブルーノ・フェルナンデス (スポルティング)
レナト・サンチェス (リール)
ダニーロ・ペレイラ (ポルト)
ピッツィ (ベンフィカ)
ウィリアン・カルバーリョ (ベティス)
ジョアン・モウティーニョ (ウルバーハンプトン)

FW
ダニエウ・ポデンセ (オリンピアコス)
クリスティアーノ・ロナウド (ユベントス)
ジョアン・フェリックス (アトレティコ・マドリード)
ラファ・シウバ (ベンフィカ)
ディオゴ・ジョッタ (ウルバーハンプトン)
ベルナルド・シウバ (マンチェスター・シティ)
ゴンサロ・グエデス (バレンシア)

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公式戦デビューのポルト中島翔哉。「左」サイドでの出場機会増への鍵は「右」サイドにあり!

CL予選クラスノダール戦で、ポルト加入後初の公式戦出場を飾った中島翔哉。4-2-3-1のトップ下としてスタメンデビューを果たし、前半終盤からは選手交代の影響で右サイドハーフとしてプレーした。

トップ下としてプレーした前半の約30分間は、上々のデビューを飾った。相手の中間ポジションでボールを受けて前を向き、右のヘスス・コローナと左のルイス・ディアスらにテンポよくパスを散らし、チームにリズムを与えていた。しかし、チームとして、両サイドがボールを保持しクロスを上げようとした際に、前線のターゲットはワントップのムサ・マレガのみ。ポルトが得意とする空中戦の勝率がツートップ採用時より見込まれないことから、両サイドは自ら持ち込んでシュートを放つシーンが目立った。10本以上放ったシュートは全て空砲に終わり、一方で、少ないチャンスで3得点をものにしたクラスノダールとの決定機創出の機会の差が顕著に表れた。

中島翔哉のトップ下システムにより、リーグ開幕戦ジウ・ビセンテ戦で課題となったボランチまたはディフェンスラインから前線へのビルドアップが分断された課題は概ね解決した。一方で、低身長の中島がゴール前に待ち構えることが増えるため、空中戦の迫力には欠ける。そんなトレードオフに悩まされる前半だった。

ポルトは、前半途中に守備で後手に回っていたRSBレンゾ・サラビアを下げてゼ・ルイスを投入し、ムサ・マレガとの屈強なツートップ布陣を敷いた。それに伴い、右サイドハーフのヘスス・コローナをRSBに配置した。そのため、トップ下の中島は、後半は主に右サイドハーフとしてプレー。コローナとの連携から右サイドを攻略し、ツートップにクロスを届けるタスクを背負った。

中島の右サイドへの配置転換は、トップ下システムよりもうまく機能しなかったのは否めない。もちろん、相手を引きつけてコローナのスペースを空け、また、自身でもドリブルやパスで推進力を出すことには一定成功していた。しかし、右サイドながらほぼ中央で待ち構えることが多くボールに関与する機会は減り、たまに突如ポジションを替えて得意の左サイドに移る様子も目撃された。このような、右サイドの攻略をほぼコローナ1人に任せるポジジョンをとったのは、監督の指示なのか自身の判断なのかは不明。いずれにせよ、独力での突破力が見込めるコローナだとしても、2人に囲まれた際にはサポートに行く判断をすべきだった。また、肝心のクロスがファーを通り越すなど精度を欠き、結果を焦ってか自身も強引なシュートに持ち込み、決定機を逃すシーンも度々見られた。総じて、ポルトガルメディアの論調がそうであったように、中島の公式戦デビューは、良い面も悪い面、どちらも露出した試合となった。

今後、中島翔哉は試合に出場するとすれば、トップ下か右サイドでの起用が多くなると推察する。RSBは、ジル・ビセンテ戦のウィルソン・マナファ、クラスノダール戦のレンゾ・サラビアともに敗戦の戦犯と言われても仕方がないようなパフォーマンスに終始した。今後は、昨季からオプションとして試し、一定の安定感が証明されているヘスス・コローナが起用されるのではないか。そうすると、右サイドハーフは、最も序列の高いコローナの代わりに、中島が起用される機会も増えるだろう。

中島得意の左サイドは、ここまでコロンビア代表ルイス・ディアスが持ち味を出し、クラスノダール戦では切り込んでの豪快なミドルシュートも決めた。守備面でも、縦へのスピードが圧倒的に早くカウンター対策にもなり、中島がクラスノダール戦の2失点目で、相手選手のカウンタースピードに全く追いつけなかったように、スピードではディアスに一日の長がある。また、守備の取りに行く・行かないの判断も良く、若いうちからコロンビア代表としてプレーしているだけあり、個人能力に加えて、サッカー的な頭の良さも備えていることが明らかになった。このディアスの他に、ジル・ビセンテ戦で絶妙なプレーをしたオタービオも控えるため、左サイドのレギュラー争いはなおも熾烈だろう。

トップ下システムは、前述の通りゴール前での迫力に欠けるため、コンセイサオン監督としては、エクトル・エレーラが退団したことで抱えたビルドアップの課題を解決しながら、ツートップで戦いたいのが本心だろう。

そのため、中島はトップ下システムに期待しすぎることなく、今後右サイドハーフとしてもプレーできるようになる必要があると考える。ポルトのサイドハーフは、オタービオも、コローナも、ディアスも、主力の全員が右も左も遜色なくできる。試合中のポジションチェンジを柔軟にできるため、スタメンから起用されやすい。ジル・ビセンテ戦で、オタービオとコローナの左右を入れ替えたように、右サイドハーフで一旦試合に出ていさえすれば、試合の状況によっては左サイドハーフとしてプレーするチャンスも増えよう。

不慣れなサイドで露呈した課題を改善し、まずは「右」サイドでも試合に出場してアピール機会を増やせるか。すでに序列が決まりつつある得意の「左」サイドで中島翔哉がプレー機会を増やす鍵は、今後起用のチャンスが増えるであろう逆サイドにあるのかもしれない。

前田大然、マリティモでの充実を語る「もうこのクラブのファミリーなのだと感じた」

松本山雅からマリティモにレンタル移籍を果たした日本代表FW前田大然が、マデイラ諸島のクラブにおける充実の生活についてコメント。クラブ公式HPが紹介した。

前田は、マデイラの地元メディア『JM』のインタビューに応答。ポルトガルサッカーと日本のサッカーの違いについては、「大きな違いは、ゲームを取り巻く環境。スタジアムが満員になり、サポーターが叫んでいる様子を気に入ったし、マリティモのことを呼んでいるのだと聞いていて分かった」と、約1万人収容の小規模スタジアムの雰囲気に、早速感動していることを語った。

スポルティングとのリーグ開幕戦に途中出場した前田は、このサポーターの熱量について、「最も印象的だったのは、プレシーズン、ラス・パルマスとのホームお披露目試合。数日前に到着したばかりだったけれど、ピッチに入ったときは、もうこのクラブのファミリーなのだと感じられた」と感激。「このような環境は幸せに感じるし、おかげでピッチ内で楽しむことができる。全員が勝利のために戦っていることが分かるので」と、ホームスタジアムでの充実ぶりを明かした。

最後に、「自分の仕事、そして、ここで学ぶことに集中している。自分信じて賭けてくれたチームに役立てるように」と、意気込みを口にした。

(※上記日本語は、現地メディアのポルトガル語を日本語訳したもの)

すでに、ポルトガルの3強スポルティング相手に十分なインパクトを残した前田大然。今後はマリティモのサポーターが彼の名前を叫ぶ機会が一層増えることだろう。

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中島翔哉、上々のポルト公式戦デビュー。ポルトガルメディアも高評価「かつてクライフは言った…」

CL予選3回戦セカンドレグ、ポルトがホームにクラスノダールを迎えた一戦で中島翔哉が公式戦デビューを果たした。チームは前半立て続けに3失点を喫し、後半に2点を追い上げるも同点には至らず。ファーストレグの1-0のリードを活かせずに、アウェイゴールの差でCL予選敗退となった。

1-2で敗れたリーグ開幕戦ジウ・ビセンテ戦では、ボランチから2トップへの距離感が遠く、ビルドアップに苦労したポルト。この日はその反省を活かして、中島翔哉を4-2-3-1のトップ下のポジションで起用。中島は相手選手の合間に顔を出してボールを受け、前を向いて両サイドハーフのヘスス・コローナとルイス・ディアス、ワントップのムサ・マレガに小気味好くパスを配給してチームにリズムをもたらした。チームは前半のうちに、守備で後手に回っていたRSBレンゾ・サラビアを交代させ、FWルイス・ディアスを投入。前半終盤から後半にかけては、中島はRSBの位置に降りたコローナに代わってRSHのポジションでプレー。不慣れなポジションで、ラストプレーの判断や質、RSBコローナとの連携面に課題を見せながらも、チームに推進力を与えた。結果的にフル出場を果たし、上々のデビューを飾った。

ポルトガルメディアも、中島のパフォーマンスについて概ね高評価。『maisfutebol』は、「オリベルは去ったが、”ツバサ”は健在だった。中島の両足は、前半のチームをガイドし、試合を照らす光だった。類稀なる才能の持ち主であることを示したデビュー戦だった。クライフはかつてこう言った。標準的な選手はスペースがあればうまくプレーする。偉大な選手は相手を背後に感じながらも良いプレーをする。中島はまさにその偉大な類だった。敵のプレッシャーを感じることなく、常に顔を上げ、相手の暗い色のユニフォームの間に入り風穴を開けた。全てがうまくいったわけではない、それは明らかだ。時々判断が悪く、いくつかのプレーでは決断を急ぎすぎていた。ただ、デビュー戦とは思えないプレーだった」と、この試合の良かった点・悪かった点を的確に評した。

また、『zerozero.pt』も「あらゆることにトライした。サイドから、中央から、パス、シュートーー。中島はポルトに違いを作り出していた。FWへのロングパスやクロスではなく、相手が予期していないことをして、違いになろうとしていた。全てがうまくいったわけではないが、このチームにおいて、バランスを崩せる選手になり得ることを示した」と、攻撃のアクセントになったことを伝えた。

ポルトは2011年以来、8年ぶりにCLへの出場を逃し、ELへ回る。今後も過密日程が続く中で、貴重な戦力の1人となり得ることを十分に示した一戦となった。

©FutePor -ふとぽる-

日本発!ポルトガルサッカー総合情報サイト

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