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早くも激突するポルトガル人両指揮官。CLベスト16レベルの決戦を控えた記者会見を追う

『A BOLA』

今夜開催されるCLプレーオフ1回戦。注目は何と言ってもバレンシア対モナコの一戦だろう。ヌーノ・エスピリト・サントとレオナルド・ジャルディンの両ポルトガル人監督が率いる強豪クラブのどちらかが、CLの舞台に立つことさえ叶わず敗退することになる。決戦に先駆けて、両指揮官と代表選手が記者会見に応じた。

ファーストレグをホームのメスタージャ・スタジアムで戦うバレンシアのヌーノ・エスピリト・サント監督は勝利への意欲を語った。

「失点しないのが重要だ。ホームでの相手のアウェイゴールは決定的なものになる。しかし、我々はゴールを奪われないためにプレーすることはできない。ゴールを奪いにいかなくてはならない。とてもクオリティの高いチームが相手だろうとね。持てるものを全て出し尽くして戦う。チャンピオンズリーグに出場したいからだ」

かつてベンフィカの中心選手として活躍したバレンシアMFエンゾ・ペレスは、セカンドレグを見越した戦い方をする必要性を語った。

「この試合の重要性というものは分かっている。しかしこれは最初の90分だ。バレンシアとモナコに大きな差はない。どちらもとても良いチームだ。確実に言えることは、明日のメスタージャでの試合でCL出場が決まることはないということだろう」

一方のモナコは3名のポルトガル人を含む20選手を、敵地メスタージャ・スタジアムに送り込む。チームの重鎮リカルド・カルバーリョと、U-21欧州選手権ベストイレブンコンビのベルナルド・シウバとイバン・カバレイロの3選手にはポルトガル人も注目するだろう。

モナコを率いるレオナルド・ジャルディン監督も、敵将と同じくプレーオフ突破に向けて並々ならぬ意欲を見せた。

「我々の目標は、CLグループステージを戦うために、まずここを突破することだ。どちらか1チームだけが先に進めるが、それは我々の義務なのだ。攻守ともに良いシステムで戦い、結果を残すことができれば満足だ。このような重要な瞬間に、若手とベテランの両方を重宝するモナコのプロジェクトを強固なものにしなくてはならない」

チームの重鎮、36歳のポルトガル人CBリカルド・カルバーリョは、バレンシアを難しい相手としながらも、モナコがゴールを決められる自信を垣間見せた。

「メスタージャで戦うのは非常に難しい。バレンシアは良い選手が多く、ボールポゼッションを好むチームだ。しかし、我々も強固なチームだ。粘り強く守備をしてカウンターアタックで攻撃に転じることが必要だろう。アウェイゴールを奪うことができれば、我々にとっては素晴らしいことだ」

ポルトガル時代にしのぎを削ったエスピリト・サントとレオナルド・ジャルディン両監督。強豪クラブへ転籍し、CLをかけた重要な決戦で再び相見える。バレンシアは移籍騒動のオタメンディを招集外とし、モナコはジョアン・モウティーニョをケガで欠くなど、両チームともに看板選手が出場できない。ファーストレグは本日水曜日、現地時間19時45分よりバレンシアのホーム、メスタージャ・スタジアムで開催される。

©FutePor -ふとぽる-

【過去コラム再掲】ポルトガルリーグ13-14シーズン ベストイレブンとMVPを考えよう

2013-14シーズンのベストイレブン、MVP発表前に執筆した記事です。実際に選出されたものと比べながらお楽しみください。

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ポルトガルリーグ2013-14シーズンも残すところあと1節。今年は3連覇中のポルトがまさかのリーグ3位。ベンフィカの4年ぶりの優勝と、昨季7位スポルティングのリーグ2位への復活が印象的でした。もしシーズン前にこの結果を予想できた人がいれば、今すぐtotoを買いに行くことをオススメします。

今回は、シーズン終了前に発表するプレミアリーグにあやかり、「3強体制の復権」が目撃された今季のポルトガルリーグベストイレブン&MVPを大予想したいと思います。「予想」とは言っても評価点やらなんやらのデータは一切参考にしていませんし、本気で当てにいこうとは考えていません。あくまでも、筆者が3強の試合を中心に、シーズンを通して実際に見てきた試合の印象から選出する、主観でいっぱいのベストイレブン&MVPとなっていますが、お付き合いください。なお、王者ベンフィカの選手が気持ち少なめなのは、ポルトの試合と被ることが多く、あまり見られなかったためですので、悪しからず。。

 

《ベストイレブン》

【GK】

オブラク (ベンフィカ)

選考理由:理由を語るよりも、もう一人のGK、アルトゥール先生との比較データを見る方が、火を見るよりも明らか。(ボーラ紙4月20日号 データはベンフィカの優勝決定時)

先生→14試合12失点

オブラク→16試合3失点

ベンフィカがリーグ序盤につまずいたのは、間違いなく先生の責任であり、ポルトとのルスでのクラシコ以来グーンと調子を上げていったのは、オブラクの安定感のおかげでもあります。なお、スポルティングのルイ・パトリシオはポカの度が過ぎるので選外。

 

【DF】 3名

・ルイゾン (ベンフィカ)

選考理由:チャンピオンチームのキャプテンがベストイレブンに選出されないなんて可哀想!

・マルコスホーホ (スポルティング)

選出理由:個人的にポルトガルリーグNo.1センターバック。世界的希少種である左利きなのも◎

・マンガラ (ポルト)

選考理由:何試合も生で見てたらそりゃ情も移るよ。(※「ガライの方がいいだろ!」という意見のみ聞き入れます)

 

【MF】4名

・マルコビッチ (ベンフィカ)

選出理由:メッシを彷彿とさせるドリブルと、某お笑い芸人狩野○考さんを彷彿とさせるお顔は日本人にも馴染みが深い。

・ウィリアン・カルバーリョ (スポルティング)

選出理由:「ザ・ポルトガルリーグのアンカー」といった感じ。すでにポルトガルリーグのレベルは超越したか。

・フェルナンド (ポルト)

選出理由:崩壊したポルトの救世主。「タコ」というあだ名のセンスの良さも選考に大きく影響。

・アドリエン・シウバ (スポルティング)

選出理由:パス・ドリブル・シュート・イケメンの四拍子揃った、文句の付け所がないアタッカー。個人的にポルトガルリーグで1番好きな選手。

 

【FW】3名

・リマ (ベンフィカ)

選出理由:大事な試合での決定力が抜群。優勝を決めたオリャレンセ戦での2得点や、ELユベントス戦1legでの中距離弾丸決勝点などは記憶に新しい。

・ロドリゴ (ベンフィカ)

選出理由:同郷のリマと共に破壊力抜群のツートップを形成。ニコイチでベストイレブンにも選出。

・ジャクソン・マルティネス (ポルト)

選出理由:得点王。同クラブでは、数人のMFよりもパスセンスがあるという逆転現象すら起きた。

 

【惜しくも選外となった選手たち】

ベンフィカ

・エンゾペレス(MF)

選外理由:影の功労者タイプなので、筆者の中でその真価を確定するまでには、観戦数が及ばず。

・シケイラ(DF)

選外理由:ベストイレブンに相応しいパフォーマンスを見せた左サイドバック。しかし、筆者が4バックで考えたときに右サイドバックの人員に困ったというだけの理由で3バックへ変更したために、なんとも不幸な犠牲に。

 

スポルティング

・スレイマニ(FW)

選外理由:シーズン中盤にスタメンを奪取し、得点力不足に喘いでいたチームを上昇気流に乗せるも、リーグ得点王の壁は超えられず。

 

ポルト

・エウトン(GK)

選外理由:シーズンの4分の1を棒に振ったケガさえなければ…

・ダニーロ(DF)

選外理由:人材の少ない右サイドバックの第一候補だったが、ベストイレブンに値するほどのパフォーマンスは見せられず。彼の選外が筆者に3バックへの変更を強い、ひいてはシケイラの選外にも繋がった。

・クアレスマ(FW)

選外理由:おいたがすぎる

 

《MVP》

ウィリアン・カルバーリョ (スポルティング)

MVPにはスポルティングに所属するポルトガル代表のホープを選出。高身長、リーチの長さ、パスセンス、ボール奪取力、ポジショニングセンスなどなど、ポルトガルリーグではすでに反則レベル。おそらく正式に発表されるMVPも彼なんじゃないかと思います。ここは当てにいきます。

 

おまけ《最優秀監督》

レオナルド・ジャルディン (スポルティング)

スポルティングの近年の不調から3強体制の終焉かと囁かれ、昨季の7位という成績は決定的であった。しかし、多くの人の期待をいい意味で裏切る手腕にはお見事の一言。クラブの会長がベンチに座るという、監督としては避けたい最悪な環境に毎試合置かれ、アラフォー とは思えないほど老け込んだお顔をしているのもそのストレスのためであろう。そんな、クラブ内外からのプレッシャーが厳しい環境に置かれても、120%の実力を出せるのは本物の名監督たる所以。ちなみに彼のインタビューはポルトガル語の勉強にももってこいです。

melhoronze2013-14

いかがでしたか。

ポルトガルサッカーファンの方からすれば、なんであの選手が入ってないんだとか、バランスが悪過ぎんだろとかいろいろ言いたいことがあるかと思いますが、それは心の中にとどめておいてもらえれば幸いです。逆にバランスのとれたベストイレブンがこの世に存在していたら、ぜひ教えてください。それから皆さんのベストイレブンも教えていただけると、このようなドリームチームものが大好物な筆者は大変喜びます。

この中から少しでも多くの選手が、正式なベストイレブンに選出されて、筆者の好みが間違っていなかったと証明されれば喜ばしい限りです。

次回は3強以外のチームからも選出できるようにポルトガルリーグの観戦を続けていきたいと思う所存です。