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17-18季ポルトガルリーグ各種賞が発表!MVPはあの1億ユーロ男。ベスト11ノミネートの中島翔哉・ファブリシオは選外に

『zerozero.pt』

ポルトガルリーグが、2017-18シーズンの各種賞を発表。1部リーグの最優秀選手賞には、同シーズンにスポルティングへ加入して、1億ユーロの違約金が設定されたことで注目を集めたブルーノ・フェルナンデスが、得点王のジョナスやリーグ王者ポルトのエースFWムサ・マレガらを退けて、年間MVPの栄誉を獲得。最優秀監督賞には、ポルトでクラブ最多勝ち点を積み上げ、2012-13シーズン以来となるリーグ王者を奪還したセルジオ・コンセイサオンが輝いた。

※以下、所属クラブは2017-18シーズン当時のもの

Liga NOS(ポルトガル1部リーグ)
◆フェアプレー賞(チーム)
シャービス

◆フェアプレー賞(個人)
イケル・カシージャス(ポルト)

◆最優秀若手選手賞
ルーベン・ディアス(ベンフィカ)
その他のノミネート選手:
ユリ・ヒベイロ、マテウス・ペレイラ

◆得点王
ジョナス(ベンフィカ) 34ゴール

◆最優秀ゴール賞
ロドリゴ・ピーニョ(マリティモ)

◆最優秀選手賞
ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング)
その他のノミネート選手:
ジョナス、ムサ・マレガ

◆最優秀監督賞
セルジオ・コンセイサオン(ポルト)
その他のノミネート監督:
ペパ、アベル・フェレイラ

◆ベストイレブン
GK ルイ・パトリシオ(スポルティング)
RSB リカルド・ペレイラ(ポルト)
CB コアテス(スポルティング)
CB フェリペ(ポルト)
LSB アレックス・テレス(ポルト)
CMF エクトル・エレーラ(ポルト)
CMF ピッツィ(ベンフィカ)
CMF ブルーノ・フェルナンデス
(スポルティング)
RWG ムサ・マレガ(ポルト)
CF ジョナス(ベンフィカ)
LWG ジェウソン・マルティンス
(スポルティング)

Ledman LigaPro(ポルトガル2部リーグ)
◆フェアプレー賞(チーム)
ベンフィカB

◆フェアプレー賞(個人)
アルトゥール・アブレウ
(ビトーリア・ギマラインスB)

◆最優秀若手選手賞
チキーニョ(アカデミカ・コインブラ)
その他のノミネート選手:
ラファエル・バルボーザ、フェデ・バレーラ

◆最優秀GK賞
リカルド・リベイロ
(アカデミカ・コインブラ)
その他のノミネート選手:
ブラカリ、ダニエウ

◆得点王
リカルド・ゴメス(ナシオナル) 22ゴール

◆最優秀監督賞
コスティーニャ(ナシオナル)
その他のノミネート監督:
カルロス・ピント、アルマンド・エバンジェリスタ

◆最優秀選手賞
リカルド・ゴメス(ナシオナル)
その他のノミネート選手:
ムリージョ、チキーニョ

なお、ポルトガル1部リーグのベストイレブン候補には、ポルティモネンセから、リーグで唯一2桁得点2桁アシストを記録した中島翔哉と、得点ランキング4位のファブリシオ(現浦和レッズ)もノミネートされていたが、両者ともに惜しくも選外となった。

©FutePor -ふとぽる-

リバプールが 、ジェウソン・マルティンスに関心。監督がコウチーニョの後継者と注目

『SAPO Desporto』

スポルティングのポルトガル代表FWジェウソン・マルティンスに、今冬の移籍市場での退団の可能性が浮上している。

『SAPO Desporto』よると、イングランドプレミアリーグのリバプールが、同選手の獲得に大きな関心を抱いているようだ。ユルゲン・クロップ監督が、バルセロナへ移籍したフィリペ・コウチーニョの穴を埋めるのに理想的な存在として注目しており、1億6000万ユーロともされているコウチーニョの売却資金を活用し、ジェウソン・マルティンスが現在スポルティングで受け取っている5倍の年俸を提示する用意があるという。

ただし、ジェウソン・マルティンスに設定されている高額な移籍金が、移籍に向けたハードルになりそうだ。リバプールは、3000万ユーロの移籍金を用意しているようだが、スポルティングが昨年契約を更新したばかりのジェウソンに設定する違約金はその倍額の6000万ユーロ。加えて、クラブが選手個人に150万ユーロを支払えば、違約金は1億ユーロにまで上る可能性もあるようだ。

スポルティングは現在、リーグ戦では2位、2つのカップ戦でも勝ち残っており、チームの主軸を担うジェウソンは是が非でも慰留したいと考えているだろう。リバプールがコウチーニョの売却で得た莫大な資金を活用し、ジェウソンを強奪するのかが注目される。

©FutePor -ふとぽる-

【動画付きコラム】スタメンの固定化進むポルティモネンセ、中島翔哉は割り込めるのか?見習うべきはスポルティングの2選手

リオ五輪で日本代表の10番を背負ったFC東京FW中島翔哉が、1年間のレンタル移籍でポルトガル1部ポルティモネンセへ加入することが決定した。

リオ五輪の日本代表では絶対的な地位を確立していたこの中島だが、FC東京では、Jリーグ得点王を獲得したこともある2人の偉人、大久保嘉人とピーター・ウタカの存在もあり、毎試合スタメンとしてプレーするには至っていない。

果たして、そのような状況の中で、中島はポルトガル1部のこのクラブで出場機会を確保し、レギュラーとして活躍できるのだろうか。今回は、すでにポルトガルリーグを代表するプレーヤーとなった2人の若手ポルトガル人選手をベンチマークとして、中島がポルティモネンセでレギュラーとして活躍できる可能性、そして、ポルトガルで名を上げるために必要な能力について論じたい。

中島が移籍するポルティモネンセは、現在スタメンの固定化が進んでいる。ポルティモネンセが1部に復帰した2017-18シーズンのポルトガルリーグもすでに3節を終えたが、開幕ボアビスタ戦、強豪ブラガ戦およびリオ・アベ戦の3試合のすべてで、スタメンには同じメンバーが名を連ねた。

2部で戦った昨季は2トップ気味で戦う試合もあったポルティモネンセだが、今季の基本フォーメーションは4-3-3。

(※以下、カッコ内は年齢ではなく背番号)

GKはチームの絶対的守護神であるリカルド・フェレイラ(33)。

DFの4枚は、右から35歳の大ベテランRSBリカルド・ペッソーア(5)、CBにルーカス・ポッシニョーロ(3)とルーベン・フェルナンデス(26)、LSBにはルーマー・アグベニュー(15)。

MFの3枚は、左利きのポルトガル人ペドロ・サー(21)、昨季はMFながら9ゴールを記録したブラジル人パウリーニョ(8)、そしてエースナンバーを背負うエウェルトン(10)。(※ペドロ・サーとエウェルトンは、左右を入れ替えることもある)全員が23~24歳で中島と同年代の選手たちである。

FWの3枚は、RWGに開幕戦のボアビスタ戦で決勝ゴールを挙げ、ビトーリア・ギマラインスが関心を寄せるという新進気鋭20歳の若手レフティー、ブルーノ・タバタ(11)、CFにチームのエースである元鹿島ファブリシオ(90)、LWGに昨季ペナフィエルでシーズン8ゴールを記録した24歳の新加入ブラジル人FWウェリントン・カルバーリョ(27)。

これらスタメンをベースに、クラブのレジェンドである36歳ジョルジ・ピレス(9)や、23歳のギニアビザウ系ポルトガル人FWウィルソン・マナファ(19)、19歳のナイジェリア人FWチデラ(70)などが交代によって途中出場する戦術が固定化している。

中島翔哉が加入した場合、ポジションを争うことになるのは、主に両ウイングのブルーノ・タバタ(11)とウェリントン(27)になるだろう。彼らは、ほとんどの試合でともに途中交代しており、両ウイングには中島が途中出場できる機会が存分にある。同時に、3枚の交代枠を争うマナファ(19)やチデラ(70)なども試合出場をかけて競うライバルになり得るだろうし、中島がセントラルの位置でプレーするのであれば、ペドロ・サー(21)やエウェルトン(10)とのレギュラー争いも待ち受けることになる。

言及したウィングの4選手はみな中島と同年代、もしくは、中島よりも若く勢いがあり、ブラジルやアフリカにルーツを持つなど、スピードとテクニックに長けたウィンガーである。たとえリオ五輪で10番を背負い、将来日本代表の中心選手としてプレーすることが期待されている中島にとっても、出場機会を簡単に奪える相手ではない。当面は、決まり文句にはなってしまうが、途中出場で機会を伺いながら、ポルトガルサッカーの技術やスピード、プレーリズムに慣れ、同時にポルトガル語を習得してチームの一員として馴染んだ上で、限られたチャンスをものにしていくのが、スタメン出場に向けた現実的な路線だろう。ただ、中島がポルティモネンセで試合に出場するチャンスは、十二分にあるはずだ。

ではその中で、中島翔哉はどのようなプレーを身につけるべきなのか。是非、相手にとってより嫌な選手になるため、また、ポルティモネンセの絶対的なプレーヤーへと成長し、ポルトガルリーグを代表するアタッカーになるために、中島と同年代ながらすでにポルトガルリーグを代表する若手スタープレーヤーとして活躍する2選手のようなプレーを目指してほしい。

その2選手とは、ともにスポルティングに所属するFWジェウソン・マルティンスとMFブルーノ・フェルナンデスだ。

1人目のジェウソン・マルティンスは、現在22歳の若手ポルトガル人。カーボベルデにルーツを持ち、77番を背負うRWGということから、スポルティングのレジェンドFWナニと比較されることが多い。昨2016-17シーズンにポルトガル代表に定着し、代表のキャプテンでスポルティングの先輩でもあるクリスティアーノ・ロナウドが、レアルのペレス会長に獲得を進言したとも噂される、ポルトガル最注目のヤングスターである。

ジェウソン・マルティンス最大の武器は、サイドで相手DFを置き去りにする、圧倒的な突破力。CLで対戦したレアル守備陣、ブラジル代表マルセロやスペイン代表セルヒオ・ラモス、フランス代表ヴァランらも翻弄したほどだ。

このジェウソン・マルティンスは、昨季のポルトガルリーグで唯一2桁アシストを記録し、アシスト王に輝いたリーグを代表するドリブラーである。ルイス・フィーゴやクリスティアーノ・ロナウド、リカルド・クアレスマにルイス・ナニなど、ポルトガルおよびスポルティング伝統のウィンガーの系譜を継ぐ逸材だ。中島は、このジェウソンまでとは言わずとも、ポルトガルリーグでプレーするウィンガーとして、参考にすべき点は多いだろう。ジェウソンのように、個の力で相手守備陣のバランスを崩し、得点に結びつけるアシストを積み上げ、目に見える結果を残すことが、中島がポルティモネンセで絶対的な存在になるための鍵となる。金崎夢生もポルティモネンセでの約2年間で18ゴールと、しっかり結果を残したからこそ信頼を勝ち得ていた。

2人目のブルーノ・フェルナンデスは、今季スポルティングがサンプドリアから獲得したポルトガル人の攻撃的MF。中島と同様にリオ五輪で母国代表の10番を背負った選手である。スポルティングは今季獲得したこのブルーノ・フェルナンデスに、ポルトがフッキにつけたのと同額でリーグ最高額タイの違約金である1億ユーロを設定したことからも、その期待度の高さが伺える。

サンプドリア以前に所属したウディネーゼ時代は、パスセンスに優れ、豊富な運動量を武器に前線に飛び出したり、守備に貢献したりと「走れるファンタジスタ」のような印象が強かったブルーノだが、今季より加入したスポルティングでは、持ち前のテクニックにパワーが上乗せされ、ミドルレンジからのシュートなど新たな武器に磨きをかけている。

スポルティングがアウェイで昨季4位のビトーリア・ギマラインスを0-5で粉砕したポルトガルリーグ第3節の一戦で、ブルーノ・フェルナンデスの新たな武器が覚醒した。目の覚めるようなスーパーミドルを1試合に2度も沈め、スポルティングの新エースに名乗り出た。

中島翔哉もミドルシュートの意識が高い選手であり、実際にリオ五輪アジア予選のイラン戦での2ゴールを始め、いくつものスーパーミドルを沈めてきた。得意のミドルレンジからのシュートにさらに磨きをかけると同時に、ブルーノ・フェルナンデスがウディネーゼ時代から備えていたような豊富な運動量による前線からの守備でチームに貢献することができれば、ポルティモネンセにいる他のウィンガーにはない、中島独自の強みとなるだろう。

もちろん、ジェウソン・マルティンスとブルーノ・フェルナンデスはポルトガル3強の一角スポルティングでプレーする国内トップトップの選手であり、中島翔哉がポルティモネンセでこのレベルを求められることはないだろう。(当然、ポルティモネンセよりも高みを見据え、ポルトガル3強以上のクラブを目指すのであればこのレベルが求められる)

中島翔哉の武器である、敏捷なドリブル突破やゴールへ向かう強烈な意識、ミドルレンジからの得点力などは、十分ポルティモネンセでも通じるものであるし、前線での日本人らしい献身的な守備は、ポルティモネンセの他のウィンガーが備えていない中島特有の武器となり得る。最初は途中出場から徐々にポルトガルおよびポルティモネンセのサッカーに馴染み、スタメン出場の機会を虎視眈々と狙うこと。そして、ポルティモネンセで絶対的なレギュラーとして活躍し、ポルトガル3強以上のクラブへのステップアップを望むのであれば、ジェウソン・マルティンスのような、相手守備陣を独力で切り裂く圧倒的な突破力を身につけ、ブルーノ・フェルナンデスのような、中距離から得点を量産できる走れるファンタジスタへと変貌を遂げてほしい。

ポルトガルリーグのFW陣には、独力で試合を決定づけられる力が大いに求められているのは間違いない。結局、鍵を握るのは、中島本人が移籍に際して「Jリーグより確実に個の能力が高いのは明らか」と語ったように、独力で状況を打破する突破力や、一発で状況をガラッと変える得点力など、ゴール・アシストという結果に繋がる「個」の力を磨きあげることに尽きるのかもしれない。

ポルティモネンセ、2017-18シーズン第3節までのハイライト動画

第1節 ボアビスタ戦 2-1 ○

第2節 ブラガ戦 1-2 ●

第3節 リオ・アベ戦 0-2 ●

UEFAが16-17ポルトガルリーグのベスト11を選出!ポルトが優勝のベンフィカを超える

『maisfutebol』

UEFAのポルトガル語版が、16-17シーズンのポルトガルリーグベストイレブンを選出した。

UEFAが選定したのは、ベストイレブンの11名とその控えとして7名。チームを率いる監督とシーズンMVPも選出した。イレブンには、3位スポルティングから2名、優勝のベンフィカから4名、2位のポルトからは優勝チームをこえる5名の選手が輩出された。

以下、UEFAが選出した16-17ポルトガルリーグベストイレブン

ベストイレブン
GK
イケル・カシージャス(ポルト)

DF
ネウソン・セメード(ベンフィカ)
フェリペ(ポルト)
ビクトル・リンデロフ(ベンフィカ)
アレックス・テレス(ポルト)

MF
ダニーロ・ペレイラ(ポルト)
ビッツィ(ベンフィカ)→シーズンMVP

FW
ジェウソン・マルティンス(スポルティング)
チキーニョ・ソアレス(ポルト)
コンスタンティノス・ミトログル(ベンフィカ)
バス・ドスト(スポルティング)

控え
GK
エデルソン・モラエス(ベンフィカ)

DF
マキシ・ペレイラ(ポルト)
セバルスティアン・コアテス(スポルティング)

MF
アドリエン・シウバ(スポルティング)
ヤシン・ブライミ(ポルト)

FW
ムサ・マレガ(ビトーリア・ギマラインス)
ジョナス(ベンフィカ)

監督
ルイ・ビトーリア(ベンフィカ)

©FutePor -ふとぽる-

16-17季ポルトガルリーグのベスト11を考えよう。メガクラブが狙う注目選手たちが揃う!

2016-17シーズンのポルトガルリーグが幕を閉じた。監督就任1年目でいきなりリーグ優勝を果たしたルイ・ビトーリア率いるベンフィカのリーグ4連覇を阻むべく、昨季は惜しくも勝ち点2差でリーグ優勝を逃したスポルティングは、国内屈指の名将ジョルジ・ジェズスに2年目を託し、ポルトはバレンシアで株を上げたクラブOBヌーノ・エスピリト・サントを招聘し、2012-13シーズン以来となる王者奪還を目指した。

しかし、終わってみればまたもベンフィカが圧倒的な強さを見せつけ、難なくリーグ4連覇を達成した。ポルトは、最後にリーグ王者に輝いた12-13シーズンぶりにホームで無敗を達成するも、アウェイでは勝ちきれない状態が続き、5位以上の上位チームでは最多となる10回のドローを記録。エスピリト・サントはわずか1年で退任となった。スポルティングは、新エースFWバス・ドストがゴールデンブーツ賞が目前に迫るほどのゴールを量産したが、フェイレンセやベレネンセスなど下位チームに歴史的な敗戦を喫すなど、ベンフィカを止めるべき2チームが低調な結果に終わった。

しかし、やはり今季のポルトガルリーグでもベンフィカ、ポルト、スポルティングの「3強」の選手たちが主役を演じた。例年通り、来季もビッグクラブがこぞって獲得に乗り出すであろう注目の選手が多く登場した今季のポルトガルリーグについて、ふとぽるが独自にベストイレブンを選定する。

フォーメーション
1-4-4-2

GK
エデルソン・モラエス(ベンフィカ)

クラブとブラジル代表の先輩であるジュリオ・セーザルから完全にレギュラーを奪取。失点数はリーグ最少となる18にとどめた。マンチェスター・シティらが獲得を狙っており来季の移籍は必至か。

RSB
ネウソン・セメード(ベンフィカ)

6アシストを記録し、攻守にわたりベンフィカの右サイドを蹂躙。ほとんどの試合で90分間出場するなどフル稼した。エデルソンと同様、マンチェスター・ユナイテッドなどプレミア方面からの関心が強く、今季限りでの退団が有力か。

CB
ビクトル・リンデロフ(ベンフィカ)

クラブのレジェンド、ルイゾンに代わるディフェンスリーダーとして、セメードと同様にフル稼働。今季唯一の得点となったスポルティングとのリスボン・ダービーで見せた豪快な直接FKなど、まだまだ隠し持つ武器は多く、今後の活躍を期待させるパフォーマンスを発揮した。ただし、マンチェスター・ユナイテッドが強い関心を抱いており、こちらも同様に移籍の噂が絶えない。

CB
フェリペ(ポルト)

新加入ながらいきなりポルトの守備の要としてチームにフィット。圧倒的な高さ・強さを武器にホーム無敗に貢献し、今季3得点と得点力も発揮した。レアルがぺぺの後継者として注目しており、その去就に注目が集まる。

LSB
アレックス・テレス(ポルト)

左サイドからの高精度クロスを武器にアシストを量産。リーグ2位となる8アシストを記録し、ポルトガルリーグのDFでは最も多くのゴールを生み出した。貴重な左利きのプレースキッカーとしても評価を高め、加入初年度ながらポルトの中心選手となった。

CMF
ウィリアン・カルバーリョ(スポルティング)

毎年安定的なパフォーマンスを発揮し、スポルティングでの4年目を迎えた今季は、負傷に悩まされたキャプテン、アドリエン・シウバに代わる中盤のリーダーとしてフル稼働。毎年退団が噂されており、今季はマンチェスター・シティが強い関心を抱くなど、いよいよ移籍の時期が迫ってきている。

CMF
☆ふとぽる選定リーグ年間MVP
ピッツィ(ベンフィカ)

ベンフィカでの3年目を迎えた今季、キャリア最高となるパフォーマンスを発揮。CLや代表戦を合わせ驚異の全51試合に出場し、リーグでは2010-11シーズン以来の2桁得点となる10ゴールを記録するだけでなく、アシストランキングでも2位となる8アシストを記録した。まさにベンフィカをリーグ4連覇に導いた功労者であり、ふとぽるはピッツィを今季のリーグMVPに選定した。

RMF
ジェウソン・マルティンス(スポルティング)
→アシスト王 10アシスト

レギュラーとしてトップチームに定着した昨季から今季は大きく飛躍。得点王に輝いたバス・ドストとリーグNo.1の破壊力を持つコンビを形成し、リーグで唯一2桁となる10アシストを記録してアシスト王に輝いた。チームのエースにボールを供給するその優れた能力を評価し、CLで対戦し衝撃を与えられたレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが、ペレス会長に獲得を進言したとか。

LMF
ヤシン・ブライミ(ポルト)

昨季はチームMVP級の活躍をしながら、監督が代わった今季はシーズン前半を干され、ベンチを温める日々が続いた。それでも、シーズン後半に好調だったオタービオ・モンテイロの負傷を機にレギュラーを奪還すると、クラブ史上最悪となる4戦連続スコアレスドローを記録していたチームに得点力をもたらし、後半戦の追い上げの原動力となった。もしブライミをシーズン当初から出場させていたらと、事実上の解任を迫られたエスピリト・サント監督も後悔していることだろう。

CF
バス・ドスト(スポルティング)
→得点王 34ゴール

イスラム・スリマニとテオ・グティエレスの2枚看板が退団し、ジョルジ・ジェズス監督も「今のFW陣で彼ら2人と同じようなゴール数を記録するのは不可能」と諦め気味であったスポルティングにおいて、バス・ドストは周囲の期待を遥かに上回るペースでひとりゴールを量産。同監督が「ポケットモンスターを市場に探しに行く」と当時大ブームとなっていたポケモンGOになぞらえていたが、スポルティングは念願のモンスターをゲット。今季のポルトガルリーグでも最大のサプライズとなった。2位チキーニョ・ソアレスの19ゴールを10ゴール差以上も突き放すリーグ戦34ゴールを記録し、スポルティングの得点全体の50%を越える圧倒的な得点力で16-17ポルトガルリーグの得点王に輝いた。

CF
チキーニョ・ソアレス(ビトーリア・ギマラインス→ポルト)

当初は、若き10番として活躍していたエースFWアンドレ・シウバの負担を減らす目的でポルトが冬に好調ビトーリア・ギマラインスから獲得。しかし予想外の活躍ぶりを見せ、ポルト加入直後、リーグ6試合連続ゴールを決めるなど9得点を量産し、シーズン後半はそのアンドレ・シウバをベンチに追いやりワントップの座に君臨した。「ニュー・フッキ」などとクラブのレジェンドと比較されるほどの活躍をし、リーグ得点ランキング2位の19ゴールを記録してシーズンを終えた。

監督
ルイ・ビトーリア(ベンフィカ)
初就任ながらリーグを制した昨季に続き、リーグ2連覇を達成。ベンフィカにリーグ4連覇をもたらし、文句なしの選出。今季は昨季ほど若手選手を抜擢することはなかったが、今シーズンのベンフィカを支えたのは、紛れもなくルイ・ビトーリアが初年度に大抜擢していた選手たちであった。シーズン前半は、冬にパリ・サンジェルマンへ巣立ったゴンサロ・グエデスが、昨季の得点王ジョナスの負傷を埋める活躍。また、シーズンを通して、上記ベストイレブンにも選出したエデルソン・モラエスやネウソン・セメードが後方からチームの守備を支えた。まさに、ルイ・ビトーリアは、昨季植えた種からなった実を今季収穫するような、驚異のマネジメント力を見せつけた。

<惜しくも選外となった選出たち>

GK
イケル・カシージャス(ポルト)

昨季はイージーなミスが続き批判を浴びることが多かったが、今季は安定的なパフォーマンスを発揮。ふとぽるとしても悩みに悩んだが、リーグ優勝GKであるエデルソン・モラエスを優先した。

LSB
アレハンドロ・グリマルド(ベンフィカ)

ファビオ・コエントラン、ギリェルメ・シケイラらに継ぐ、ベンフィカのLSBとして久しぶりに登場した逸材。シーズン序盤の活躍は見事であったが、11月に怪我を負い、4ヶ月の長期離脱を強いられたのが無念。

CF
コンスタンティノス・ミトログル
ジョナス(ベンフィカ)

ミトログルは16ゴール、昨季のリーグMVPで得点王のジョナスは負傷離脱に悩まされながら13ゴールを記録。ともに平均以上の活躍をしたが、バス・ドストやチキーニョ・ソアレスらが残したインパクトに比べると少々劣るため選外とした。

CF
アンドレ・シウバ(ポルト)

トップチーム定着初年度ながら10番を背負い、シーズン序盤にゴールを量産。得点王が有望視されたが、チームの失速とともに自身のゴール数も減少した。後半戦は、新加入チキーニョ・ソアレスの勢いに負け得点ランキングでも徐々に下位に沈む。最終的に3位タイとなる16ゴールを記録したが、終盤にはスタメンの座も奪われるなど、バス・ドストやソアレスに比べ、シーズンを通じた安定的な得点力を発揮するには至らなかった。

CF
ムサ・マレガ(ビトーリア・ギマラインス)

ポルトから戦力外となり、活躍の場を求めてレンタルで加入したギマラインスで大爆発。エースとして13ゴールを記録し、クラブは3位に輝いた2007-08シーズン以来、実に9年ぶりに、北部のライバルであるブラガを上回り、リーグ4位の快挙を成し遂げた。しかし、やはり3強のFW陣に比べるとインパクトは薄く、今季も3強の選手のみが選ばれたベストイレブンに、3強以外から入り込むには至らなかった。

以上、今季のポルトガルリーグベストイレブンを選出した。この中から今季もビッグクラブ移籍が実現する選手が間違いなく登場するだろう。