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またもマルコ・シウバ旋風の兆し。グアルディオラも称賛「ファンタスティックな監督」

『zerozero.pt』

マンチェスター・シティを率いるペップ・グアルディオラ監督が、次節対戦するワトフォードについてコメント。チームを率いるマルコ・シウバ監督を称賛した。

「ワトフォードは、我々の勝ち点差わずか2の位置につけている。サウサンプトン戦の(2-0で勝利)彼らのパフォーマンスは印象的だった。前半は圧倒していた。とてもフィジカルの強いチームであり、速い選手が多く、良い監督もいる。(マルコ・シウバは)ハル・シティで偉業を成し遂げたファンタスティックな監督」

昨季はシーズン途中から率いたハル・シティを、最下位からあと一歩で残留というところまで立て直し、プレミアリーグを席巻したマルコ・シウバ。今季より率いるワトフォードでも、現在リーグ4位につけており、今年も「マルコ・シウバ旋風」がイングランドの地で巻き起こる予感を感じさせている。

©FutePor -ふとぽる-

僕のポルトガル時代13-14シーズンを戦った監督たちの出世具合がハンパない件

ポルトの新監督にセルジオ・コンセイサオンが就任した。本サイトのニュース記事に使う写真を探していると、当時ポルトを率いていたパウロ・フォンセッカと、当時アカデミカ監督であったコンセイサオンが並んで写る写真があることを思い出した。

そういえば、僕がポルトガルに住んでいた2013-14シーズンの監督たちは、このフォンセッカやコンセイサオンを含め、今では世界中にその名が知れ渡りつつある。そう思い、ポルトガルリーグ14-15シーズン開幕前に執筆した全1部クラブの監督人事の記事を読み返すと、当時は世界的にはまだまだ無名で、当然日本でも知られていないが、今ではここ日本でもその名が知れ渡るほどに、大出世を遂げている監督が続々と見つかった。

そこで今回は、僕がポルトガルに住んでいた13-14シーズンにはまだまだ無名だったものの、今ではすっかり世界的に有名になった監督たちを紹介していきたい。

(以下、順位と所属クラブは13-14のデータ)

1位 ベンフィカ
ジョルジ・ジェズス(現スポルティング)

なかなか海外クラブを率いる経験がないことから、世界的にはイマイチ知名度があがらないジョルジ・ジェズスだが、当時13-14シーズンのポルトガルでの知名度は今回紹介する監督の中でもトップ。この年は、不調に沈んだリーグ3連覇王者ポルトを上回り、見事ベンフィカにタイトルを取り戻した。翌シーズンは、国内3冠とELでも2年連続決勝に進出するなど、急速にその評価を高め、現在はスポルティングでベンフィカ時代の成功を再現しようとしている。

2位 スポルティング
レオナルド・ジャルディン(現モナコ)

13-14シーズンの1年間だけスポルティングを率い、見事前年7位のチームをCL圏内に引き上げたのが、今ではフランスリーグ制覇とCLベスト4進出ですっかり有名になった現モナコ監督レオナルド・ジャルディン。この年ポルトガルリーグを率いた監督の中でも、その出世具合は圧倒的だろう。

また、当時のスポルティングに所属していたのは、RSBセドリック・ソアレス(サウサンプトン)やCBマルコス・ローホ(マンチェスター・ユナイテッド)、FWイスラム・スリマニ(レスター)、そして現在もクラブでプレーするポルトガル代表MFウィリアン・カルバーリョアドリエン・シウバなど、レオナルド・ジャルディンが抜擢した若手~中堅の選手たちの知名度の上がり具合も、眼を見張るものがある。

3位 ポルト
パウロ・フォンセッカ(現シャフタール)

この年は、アンドレ・ビラス・ボアスビトール・ペレイラが達成したリーグ3連覇中のポルトに4連覇をもたらすという重責が課せられ、そのプレッシャーに負けたのか、残念ながら途中解任となり、ビッグクラブには相応しくないというレッテルを貼られてしまったフォンセッカ。しかし、前年に弱小パソスをリーグ3位に導いた手腕に疑いの余地はなく、その後はブラガに50年ぶりにカップ戦のタイトルをもたらし、今シーズンはシャフタールでウクライナリーグとカップ制覇の2冠に輝くなど、名誉挽回に成功。ウクライナリーグ最優秀監督に輝き、その知名度はうなぎのぼりだ。

4位 エストリル
マルコ・シウバ(現ワトフォード)

(残念ながら、現地で撮影した写真はなし)

レオナルド・ジャルディンにつぎ、当時からの出世具合がハンパないなのが、エストリルを4位に導いたマルコ・シウバだ。クラブの英雄として最期のシーズンを送った13-14の翌年には、スポルティングの監督に就任。クラブ会長との不仲を理由に1年で解任されたが、スポルティングに7年ぶりのタイトルをもたらしていた。またこの年は、田中順也があのブラガ戦での直接FKを披露するなど、日本でもよく知られる監督となった年であった。

その後は、オリンピアコスでリーグ開幕17連勝21戦無敗の新記録を打ち立て、今シーズンはハル・シティでプレミアリーグを席巻するなど、すっかり世界のフットボール界ではホットな監督へと出世。来季はワトフォードを率いることが決まっている。

6位 マリティモ
ペドロ・マルティンス(現ビトーリア・ギマラインス)

(残念ながら、現地で撮影した写真はなし)

マリティモでの集大成となった13-14シーズン、ペドロ・マルティンスはクラブを6位に導き、翌年にはリオ・アベが監督として抜擢。この中堅2クラブを上位に導いた手腕が評価され、今シーズンはビトーリア・ギマラインスへ。見事、ライバルのブラガを抑え、リーグ4位に躍進した。いよいよポルトガルリーグを飛び越え、オリンピアコスなど海外クラブが注視し始めるなど、国内で知る人ぞ知る優秀な監督という立場から、ポルトガルリーグではトップクラスの名将として評価を高めつつある。

8位 アカデミカ
セルジオ・コンセイサオン(現ポルト)

13-14シーズンにポルトを解任されたパウロ・フォンセッカにとって、当時アカデミカを率いていたセルジオ・コンセイサオンは忘れられない存在となった。僕がこの写真を撮影したコインブラでの一戦でポルトはまさかの敗戦を喫したが、この辺りから、フォンセッカの手腕に疑問が噴出し始め、後の解任へと繋がった。

選手としては有名だったが、13-14シーズンのコンセイサオンは、監督としてはまだまだ駆け出しの存在。しかし、その後はブラガを4位、降格圏に沈んでいたギマラインスを10位に導くなど、国内では指折りの若手監督のひとりに。今季は初めてトップチーム監督として海外リーグに挑戦し、モナコでリーグ制覇を達成したレオナルド・ジャルディンとともに、ナントでその知名度を高めた。そして来季からは、古巣ポルトを指揮する。

10位 ビトール・ギマラインス
ルイ・ビトーリア(現ベンフィカ)

(残念ながら、現地で撮影した写真はなし)

この監督は、まるでノーマークだった。13-14シーズンのギマラインスはリーグ10位で、前掲の監督人事の記事でも、書く内容に困ったのはご覧の通り。

しかし、翌年にギマラインスを5位に導き、そのまた翌年にはベンフィカの監督に就任すると、シーズン序盤は解任の噂が生じるなど苦戦したが、終わってみれば初年度からリーグ制覇とCLベスト8進出を達成。今季はベンフィカにリーグ4連覇をもたらし、すっかり国内No.1の評価を得る名将へと出世した。

このルイ・ビトーリアの手腕は若手育成の面でも発揮され、彼がベンフィカで重宝した若手選手は、下記の通り、続々とビッグクラブへと羽ばたいていった。

レナト・サンチェス→バイエルン
ゴンサロ・グエデス→パリ・サンジェルン
エデルソン・モラエス→マンチェスター・シティ
ビクトル・リンデロフ→マンチェスター・ユナイテッド(移籍合意が正式発表の段階)

11位 リオ・アベ
ヌーノ・エスピリト・サント(現ウルバーハンプトン)

リーグでは11位ながら、この年ポルトガルカップとリーグカップの2つのカップ戦で決勝に進出するなど、実は大躍進を遂げていたリオ・アベ。そんなクラブを率いていたのが、ヌーノ・エスピリト・サントだ。翌年にはバレンシアへ羽ばたき、日本を含めた世界中のフットボールファンから「誰だ」と声が相次いだが、その実力はスペインで実証済み。前年にポルトガルの中位クラブであるリオ・アベを率いていたとはにわかに信じがたいほどの出世を遂げた。今季はポルトを1年で退任することになったが(辞任とされているが、おそらく独裁者ピント・ダ・コスタ会長の圧力による事実上の解任だろう)、チームは得点力不足に悩まされ引き分けまみれとなるなか、ホームでは無敗と実は良い成績を残していた。継続性のなさというポルトの悪い癖が出た監督人事となったが、ヌーノ・エスピリト・サントは、友人ジョルジ・メンデスのツテで早くも新たな挑戦の場を獲得。来季はイングランドチャンピオンシップのウルバーハンプトンを率い、名誉挽回に挑む。

他にも、13-14シーズン当時はアロウカを率い、その後はアポロン・リマソールを経て、今季エストリル監督に途中就任したペドロ・エマヌエルや、当時はベレネンセスを降格から救い、今ではCLにも度々登場するマッカビ・テル・アビブを指揮するリト・ビディガルなどもいた。

ポルトに住んでいた当時は、アンドレ・ビラス・ボアスも去り、選手としてはラダメル・ファルカオやフッキ、ハメス・ロドリゲス、ジョアン・モウティーニョらも退団し、パウロ・フォンセッカ率いるポルトへの期待感の薄さも相まり、「ポルトガルリーグの谷間の時期に不運にもポルトガルに来てしまった」と物足りなさを感じていた。実は毎週ドラガオン・スタジアムで観戦していたリーグ戦の監督席には、今ではすっかり世界的な名将の仲間入りを果たそうとしている「監督の原石」が大量に眠っていたのは知る由もなかった。

ワトフォード、マルコ・シウバと2年契約締結を発表!5年で9回監督交代のクラブを救えるか

『zerozero.pt』

プレミアリーグのワトフォードがポルトガル人監督マルコ・シウバと2年の契約を締結したことを正式に発表した。

マルコ・シウバは昨季、最下位に沈んでいたハル・シティの監督にシーズン途中で就任すると、驚異の追い上げを見せ、奇跡の残留まであと一歩のところまでチームを立て直した。

エストリル時代には、2部クラブをわずか3年で1部で4位の強豪チームに導き、スポルティングでは7年ぶりにポルトガルの古豪にタイトルをもたらすなど、その「再建力」はハル・シティ以外でもキャリアを通じて実証済み。名将マッツァーリでも叶わず、5年で9回の監督交代をするなど混乱を極めるクラブを立て直せるだろうか。

ハル・シティを退団する際には、「もう少し早くクラブに来ていれば」と残留失敗を悔いたマルコ・シウバ。今回はシーズン開幕からチームを率い、2年間の猶予があるため、失敗は許されないだろう。

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二転三転したマルコ・シウバの新天地がついに決着か。ワトフォードと2年契約締結へ

二転三転したマルコ・シウバの監督就任先がついに決着を迎えそうだ。

これまでマルコ・シウバには、ポルトガルメディアによりポルトと契約合意をしたことや、イングランドメディアによりクリスタル・パレスへの監督就任が有力となったことを報じられてきたが、今回複数のポルトガルメディアが、同監督がプレミアリーグのワトフォードと2年契約を締結したことを報道。特に『O JOGO』は両者がすでに契約に合意し、数時間後には正式発表される見通しであると伝えた。

当初マルコ・シウバにとって有力な移籍先とされていたポルトについては、監督本人がオファーを断ったようだ。また、ハル・シティを率いて評価を高めたプレミアリーグから、クリスタル・パレス、サウサンプトン、レスターらが同監督の招聘に関心を抱いていたようだが、最終的にはマッツァーリ監督のもと低調なシーズンを送ったワトフォードと契約を結ぶ見通しとなった。

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ポルト移籍は消滅か。マルコ・シウバの新天地は、やはりクリスタル・パレスが有力に

『O JOGO』

やはりマルコ・シウバの新天地は母国ポルトガルのポルトではなく、プレミアリーグになりそうだ。

先日は、ポルトガルメディアにより、ポルトとの契約が成立したことを報じられていたマルコ・シウバだが、同監督はハル・シティを率いたプレミアリーグ残留を望んでおり、プレミアの3クラブから寄せられたオファーのうち1つを受けることを検討しているという。

そのうち最有力となったのが、クリスタル・パレスだ。マルコ・シウバが移籍先に望む条件は2つ、チームの質とクラブの投資サポートであり、中でも選手の獲得に1億ユーロを用意可能であるというクリスタル・パレスが、マルコ・シウバにとって理想的なクラブとなっているという。

ハル・シティ退団が正式に決まり、いよいよその新天地の決定も間近に迫ってきた。マルコ・シウバは、次の日曜日には将来を決めたいようで、クリスタル・パレスへの監督就任が来週には決まっている可能性もある。

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