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【保存版】17-18季、ポルトガル1部全18チームの監督人事と3名の注目監督を紹介!

ベンフィカの4連覇で幕を閉じたポルトガルリーグ2016-17シーズン。昨季もベンフィカの強さが際立った1年になったが、特筆すべきは、何と言っても、異常なまでの監督の流動性だろう。昨季は、1部所属18チーム中13チームが監督を途中交代させ、そのうち6チームは2度も指揮官を入れ替えた。1年に19回もの監督交代が行われるなど、世界でも類を見ないほどに、ポルトガルリーグの監督にとっては厳しい1年となった。

来たる2017-18シーズンも、10数回は監督交代が行われることだろう。新シーズンを迎えるにあたり、1部所属全18チームが昨季どのように監督を入れ替え、今季は誰を指揮官に据えてシーズン開幕を迎えるのか整理した。ぜひ、新シーズンの監督名鑑としてご利用頂きたい。

ベンフィカ:ルイ・ビトーリア

1位 ベンフィカ
ルイ・ビトーリア(続投)

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就任2年目の昨季は、前年のリーグ得点王・年間MVPであるジョナスが負傷離脱に悩まされるなど、リーグ2連覇に一時暗雲が立ち込めた。それでも、シーズン途中にパリ・サンジェルマンへ移籍したゴンサロ・グエデスや、リーグ最優秀若手選手に選ばれたRSBネウソン・セメード、リーグ最優秀GKに選ばれたエデルソン・モラエスら、監督自身が1年目に抜擢し、重宝した若手選手がチームの中心選手としてたくましく成長した。初年度に植えた種を見事に花開かせ、リーグ2連覇を達成。ジョルジ・ジェズス期から続き、ベンフィカにリーグ4連覇の快挙をもたらした。

就任3年目となる今季は、リーグ5連覇に向け最大の正念場となる。2シーズン前にビッグクラブへ羽ばたいたレナト・サンチェス(バイエルン)に続き、今季は前述のグエデスのみならず、セメード(バルセロナ)やエデルソン(マンチェスター・シティ)、CBビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド)ら「ビトーリア・チルドレン」が一斉に退団。プレシーズンに行われたヤングボーズとのテストマッチでは1-5で大敗するなど、早速チーム状況が心配されている。

リーグ3連覇の快挙を達成するためにも、ルイ・ビトーリアには、就任1年目のように無名な若手選手を、ルイゾンやジョナス、ミトログルら経験豊富なベテラン選手と高度に融合させることが求められる。「第2期ビトーリア・チルドレン」を輩出しないことには、リーグ5連覇の夢はライバルに阻まれてしまうことだろう。

ポルト:セルジオ・コンセイサオン

2位 ポルト
ヌーノ・エスピリト・サント(今季:ウルバーハンプトン)
→セルジオ・コンセイサオン(前季:ナント)

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かつてアンドレ・ビラス・ボアスビトール・ペレイラが成し遂げたリーグ3連覇の黄金時代も今や昔。パウロ・フォンセッカ、フレン・ロペテギ、そしてヌーノ・エスピリト・サントと、監督を取っ替え引っ替えし、チームは安定性を喪失。タイトルから長らく見放されている。昨季はバレンシアで名声を高めたクラブOBヌーノでも、王座奪還とはならず。リーグ戦では、ペレイラのもと無敗優勝を成し遂げた2012-13シーズン以来となるリーグ戦ホーム無敗を達成したものの、得点力不足に悩まされ、全コンペティションを通したドローの回数は、クラブ史上最多となる16回という不名誉に。ヌーノ・エスピリト・サントは、シーズン終了後に事実上の解任の形で、愛する古巣の監督を自ら辞した。

新監督に迎えられたのは、2年連続となるクラブOB。かつてモウリーニョが率いたポルトでもプレーした元ポルトガル代表FWセルジオ・コンセイサオンが就任した。ベンフィカやスポルティングらライバルと比較して、移籍市場では全くと言っていいほど動きを見せなかったポルトにとっては、ブラガやビトーリア・ギマラインスなど、ポルトガル屈指の強豪クラブでキャリアを積んだ監督自身が最大の補強に。ポルトガル代表期待の若手FWアンドレ・シウバをミランに放出したが、プレシーズンはエースFWチキーニョ・ソアレスと、ベシクタシュから復帰したバンサン・アブバカルの2人が絶好調。ニースからRSBリカルド・ペレイラも復帰するなど、最小限の補強と、ロペテギ・ヌーノ時代に冷遇された選手たちの復帰により、監督が望むベストな布陣が整った。

開幕のエストリル戦に向けては、平日開催ながら4万枚のチケットがすでに販売されるなど、ポルティスタからの期待も一際厚い。王座奪還へ、今季のポルトは一味違う。

スポルティング:ジョルジ・ジェズス

3位 スポルティング
ジョルジ・ジェズス(続投)

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イスラム・スリマニとテオ・グティエレスの2枚看板を失い、シーズン開幕前から前線の陣容が心配されたスポルティング。一昨年は就任1年目のジョルジ・ジェズスのもと、リーグ王者まで勝ち点2差まで迫っていたが、昨季は厳しいシーズンになることが予想され、案の定、一時ブラガに3位の座を奪われるなど苦戦が続いた。それでも、リーグで唯一30ゴールの大台を超え得点王に輝いたバス・ドストと、ポルトガル代表にも定着したアシスト王ジェウソン・マルティンスの2人に支えられ、何とか3強の地位は死守した。

今季は就任3年目となるジョルジ・ジェズスに、もう戦力が十分ではないとの言い訳は許されない。クラブは、かつてベンフィカで国内3冠を達成した名将を援護すべく、これまでのクラブ史の中でも類を見ないほどに積極的な補強を実施。リオ五輪ポルトガル代表10番ブルーノ・フェルナンデスや、CSKAモスクワで本田圭佑とプレーしていたセイドゥ・ドゥンビア、ジョルジ・ジェズスのベンフィカ時代の教え子ファビオ・コエントラン、そして、バルセロナからジェレミー・マテューを獲得するなど、ポルトガル国民も驚く大型補強を敢行した。

プレーシーズンマッチでは、昨季CLベスト4のモナコに2-1で勝利するなど、メンバーがガラッと変わったチームの連携もまずまず。ベンフィカ時代から多くの選手を引き抜かれながら強固なチームを築き上げてきたジョルジ・ジェズスにとっては、ゼロからチームを作り直すのはお手の物。2001-02シーズン以来となるタイトル奪還へ。今季はサポーターも大いに期待できる1年になりそうだ。

ビトーリア・ギマラインス:ペドロ・マルティンス

4位 ビトーリア・ギマラインス
ペドロ・マルティンス(続投)

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9年ぶりに北のライバル、ブラガを上回り、リーグ4位の快挙を成し遂げたギマラインスは、国内屈指の名将になりつつあるペドロ・マルティンスが、引き続きチームを指揮。新監督を探していたポルトや、国外ではオリンピアコスなどからの引き抜きの噂もあったが、ひとまず監督の慰留に成功した。

昨季は、シーズン途中にチキーニョ・ソアレスがポルトに引き抜かれる中、エースFWムサ・マレガが奮闘。しかし、同選手は今季からポルトへレンタルバックしており、前線の破壊力は昨季に比べてやや物足りない印象。ELに出場するポルトガルクラブの多くはリーグ戦で調子を落とす傾向があるため、今季は踏ん張りどころだ。

ブラガ:アベル・フェレイラ

5位 ブラガ
アベル・フェレイラ(続投)

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昨季は、50年ぶりにカップ戦のタイトルをもたらしたパウロ・フォンセッカがシャフタールに引き抜かれ、ポルトからジョゼ・ペゼイロを招聘。リーグでは4位以上を維持し、開幕から最低限の結果を残していたが、ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだポルトガルカップで、2部コビリャン相手にまさかの敗退を喫したことを機に、突然の監督解任。ここから雪崩のようにチーム状況は悪化した。

後任として、昇格組シャービスでリーグ7位と奮闘していた国内きっての若手監督ジョルジ・シマオンを引き抜くも、若き名将もシーズン途中からではチームを上向きにできず、失意の途中解任に。最終的には、アシスタントコーチであるアベル・フェレイラが、今季の監督にも落ち着いた。

今季の最低条件は、ギマラインスからのリーグ4位奪還。戦力としては、スポルティングからリカルド・エスガイオとジェフェルソンをダブルで獲得し、DFラインの両翼を大幅に強化。シーズン9ゴールを決めたリカルド・オルタもマラガから完全移籍するなど、リーグ4位奪還に向け陣容は万全だ。38歳の青年監督にとっては、名将へのキャリアを築くにあたり勝負の1年となる。

マリティモ:ダニエル・ラモス

6位 マリティモ
ダニエル・ラモス(続投)

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昨季は新監督パウロ・セーザル・グスマオンが振るわず、シーズン開幕当初から絶不調に。しかし、早々に監督解任の手を打ったことが奏功し、終わってみればリーグ6位と大健闘した。

今季は、後半戦の躍進を主導したダニエル・ラモスがシーズン開幕からチームを指揮するため、リーグ5位以上も射程圏内だろう。2部クラブが主戦場であった同監督にとっても、1部の主要クラブで自身の手腕を見せつける絶好のチャンスとなる。

リオ・アベ:ミゲウ・カルドーゾ

7位 リオ・アベ
ルイス・カストロ(今季:シャービス)
→ミゲウ・カルドーゾ(前季:シャフタール アシスタントコーチ)

上位進出を狙った昨季は、新監督ヌーノ・カプーショが途中解任。新監督として、前年にアンドレ・シウバを主力に据えてポルトBで2部優勝に輝いたルイス・カストロを招聘。見事、同監督はチームを7位に引き上げ、今季はシャービスに引き抜かれた。

新監督には、昨季シャフタールでパウロ・フォンセッカ監督のもとアシストコーチを務めたミゲウ・カルドーゾが就任。フォンセッカのアシスタントは、前任者ルイス・カストロと通ずるものがあるが、カルドーゾは、スポルティングやブラガ、アカデミカなどでドミンゴス・パシエンシア(現ベレネンセス)のアシストコーチも歴任しており、ポルトガルリーグでの経験は十分。近年ポルトガルリーグの上位チームに割り込みつつあるリオ・アベで上位進出ができれば、名アシスタントから名監督への道が拓けることだろう。

フェイレンセ:ヌーノ・マンタ

8位 フェイレンセ
ヌーノ・マンタ(続投)

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2部リーグ3位から1部に昇格したフェイレンセは、降格の最有力候補とみられていたが、周囲の期待を良い意味で裏切り、リーグ8位とまさかの大躍進を遂げた。

その立役者となったのが、ジョゼ・モッタ解任後に途中就任したヌーノ・マンタであった。監督としてフェイレンセ一筋でキャリアを積み上げてきた39歳の青年監督は、今季より、ついに念願叶いシーズン開幕からトップチームを率いることに。昨季後半戦からの勢いを維持できれば、上位進出も夢ではない。

ボアビスタ:ミゲウ・レアウ

9位 ボアビスタ
ミゲウ・レアウ(続投)

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昨季はクラブOBエルウィン・サンチェスを途中解任し、ミゲウ・レアウを招聘。モレイレンセを1部昇格に導いた名将に、今季もチームを託す。ボアビスタは、2014-15シーズンに不正疑惑が晴れ、3部から1部に復帰してからすでに4シーズン目。リーグ優勝経験のある5チームの一角として、そろそろ古豪復活といきたい。

エストリル:ペドロ・エマヌエル

10位 エストリル
ペドロ・エマヌエル(続投)

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昨季は2度の監督交代を敢行するなどチームは大混乱。クラブのレジェンド監督マルコ・シウバ(現ワトフォード)が退任して以来、当初想定されていた「暫定監督」としては異例と言えるほど長らく指揮を執ったファビアーノ・ソアレスもついに解任された。後任のペドロ・ゴメス・カルモーナも早々に見限り、クラブはキプロスのアポロン・リマソールで実績を積んだ若き名将ペドロ・エマヌエルに救いを求めた。

無事、13-14シーズンに4位となったエストリルの面目を保ち残留は決定。今季は、ジョゼ・モウリーニョのポルトでプレーし、アンドレ・ビラス・ボアスのアシスタントとしてリーグ無敗優勝を果たすなど驚異のDNAを持つ指揮官のもと、上位返り咲きを果たしたい。ペドロ・エマヌエルは、マルコ・シウバ以来となるクラブの英雄となれるか。

シャービス:ルイス・カストロ

11位 シャービス
リカルド・ソアレス(今季:アービス)
→ルイス・カストロ(前季:リオ・アベ)

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シーズン途中に、国内屈指の若手監督ジョルジ・シマオンをブラガに引き抜かれる中、リーグ11位でシーズンを終えるなど、昇格組としては大健闘。監督リカルド・ソアレスは、来季より昇格するアービスに引き抜かれた。

今季は、リオ・アベを7位に導いたルイス・カストロと2年契約を締結。ポルトの育成年代を長らく支えてきた同監督にとって、シーズン開幕からトップチームを率いるのは、2005-06シーズンのペナフィエル以来となる。ポルトの裏方の人間から、いよいよその名を全国に知らしめることができるか。

ビトーリア・セトゥバル:ジョゼ・コウセイロ

12位 ビトーリア・セトゥバル
ジョゼ・コウセイロ(続投)

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かつてはポルトやスポルティングなどのビッグクラブで監督を歴任したが、近年は国外を含め所属クラブを転々。14-15シーズンにはマルコ・シウバが築いたエストリルをぶち壊すなど、最近ではすっかり「過去の人」となってしまったジョゼ・コウセイロ。しかし昨季は、18チーム中監督が解任されなかった5チームの監督のうちの1人となり、思わぬ形で脚光を浴びた。(残りの4チームが、ベンフィカ、ポルト、スポルティング、ギマラインスの上位4チームだったからなおさらだろう)

今季は、ポルトがクラブの将来を担うと期待を寄せる2名、リオ五輪ポルトガル代表エースFWゴンサロ・パシエンシアと、世代別代表の常連であるトーマス・ポズタウスキーらが加入するなど、若い力がチームに参画。戦力は整ったが、あとは監督自身が名誉挽回のチャンスをものにできるか。

パソス・デ・フェレイラ:バスコ・セアブラ

13位パソス・デ・フェレイラ
バスコ・セアブラ(続投)

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パウロ・フォンセッカとジョルジ・シマオンが、上位の常連チームに育てあげたパソスだが、昨季はカルロス・ピントのもと、かつてのような下位チームに逆戻り。シーズン途中に就任した33歳の若手監督バスコ・セアブラのもと、何とか降格は免れた。

続投となるバスコ・セアブラにとっては、来季は1部のトップチーム監督して迎える初めてのシーズン。かのビラス・ボアスがポルトで伝説の4冠を成し遂げたのは、現在のセアブラと同じ33歳のとき。若手監督としてひとつ抜きん出るために、今季は目に見える結果を残したい。

ベレネンセス:ドミンゴス・パシエンシア

14位 ベレネンセス
ドミンゴス・パシエンシア(続投)

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昨季は期待を一身に浴びたフリオ・ベラスケスがシーズン途中にまさかの辞任。その後任として監督就任したキン・マシャードは、チーム状況を悪化させ早々にお役御免。ポルトのレジェンドFWであるドミンゴス・パシエンシアが、62年ぶりのスポルティング戦勝利など奮闘し、何とか残留を達成した。

ブラガ時代には、EL決勝でビラス・ボアス率いるポルトと激戦を繰り広げたパシエンシアだが、近年はスポルティングやビトーリア・セトゥバル、その他海外クラブでもいまいち結果を残せずにいる。名誉挽回に向け、今季こそはこの古豪クラブを上位に導かなくてはならない。

モレイレンセ:マヌエル・マシャード

15位 モレイレンセ
プティ
→マヌエル・マシャード(前:アロウカ)

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昨季はリーグ杯でポルトやベンフィカ、ブラガなど強豪クラブを次々と打ち破り、まさかの初優勝を飾ったモレイレンセだが、リーグでは低迷を続け、ペパとアウグスト・イナーシオの2人の監督を解任した。シーズン末まで指揮を執ったプティが、ポルトとの大一番に勝利するなど、何とかチームを残留に導いたが、シーズン末には同監督もクラブと双方の合意のもと契約を解消した。

モレイレンセは新監督として、61歳の老将マヌエル・マシャードと単年契約を締結。同監督は昨季、5シーズン率いたナシオナルを解任され、チームはのちに最下位に沈み降格。また、シーズン途中から率いたアロウカでも、早期に解任され同じくのちに降格するなど、関わった2チームがともに降格する見事な疫病神っぷりを発揮。大宮アルディージャへ移籍した昨季の中心選手カウエも退団するなど、今季は残留に向けまさに正念場。疫病神に足を取られ、再び2部に落ちるのだけは避けたいところだ。

トンデーラ:ペパ

16位 トンデーラ
ペパ(続投)

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新シーズンは、シーズン途中に就任したペパと契約を1年延長。同監督は、2010-11にアシスタントコーチとして率いたチームへの残留を決めた。昨季は開幕から長らく最下位に沈み、プティも退任するなど低迷を続けたが、ペパの監督就任もあり、前半の勝ち点「10」から、後半は「22」を上積み。昨季後半戦の勢いそのままに、早いうちに残留を決めたい。

ポルティモネンセ:ビトール・オリベイラ

2部1位 ポルティモネンセ
ビトール・オリベイラ(残留)

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昨季はポルティモネンセを2部リーグ優勝に導き、自身は5年連続10回目の1部昇格を達成したビトール・オリベイラ。例年、昇格の任務を終えると他の2部クラブへ引き抜かれる同監督だが、今季はポルティモネンセに残留し、2004-05シーズンぶりに強豪並み居る1部に挑戦。ポルトガルいちの「昇格王」は、久々の1部リーグに爪痕を残せるだろうか。日本でも馴染み深い元鹿島FWファブリシオと、日本人FW亀倉龍希の2選手にも注目だ。

アービス:リカルド・ソアレス

2部2位 アービス
ジョゼ・モッタ(今季:スファクシアン(チュニジア))
→リカルド・ソアレス(前:シャービス)

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後半に怒涛の追い上げを見せ、圧倒的首位に立っていたポルティモネンセから一時王者の座を奪いかけたアービス。今季はシャービスからリカルド・ソアレスを引き抜き、1部定着に挑む。

注目監督

1.ペドロ・エマヌエル(エストリル)
記事中でもご紹介したように、驚異のDNAを持つ、次期ポルトガル人名監督候補のひとり。マルコ・シウバ以来となるエストリル上位復活の鍵を握る。

2.バスコ・セアブラ(パソス・デ・フェレイラ)
パウロ・フォンセッカはパソスでリーグ3位の奇跡を起こした翌年にポルトへ。ジョルジ・シマオンもリーグ7位から回り回ってブラガへ。近年パソスを上位に導いた若手監督にとって、同クラブはビッグクラブへの登竜門的な存在となりつつある。今季のポルトガルリーグでも、33歳と飛び抜けて若いセアブラにとっては、今季の成績次第では名門クラブ行きも夢ではなくなる。

3.ヌーノ・マンタ(フェイレンセ)
降格の最有力チームを8位に導いた手腕はお見事。シーズン開幕からチームを指揮できる今季は、さらなる上位進出も期待できる。リオ五輪で日本代表相手に4得点を沈めたチームの10番エテボ・オグヘネカロの残留次第では、今季のポルトガルリーグでフェイレンセが台風の目になる可能性は十分に考えられる。

以上、2017-18シーズンの1部18チームについて、監督人事を紹介した。今季は歴史上初めて1部・2部の全クラブが、ポルトガル人指揮官を監督に据えて新シーズンを迎える。今年もこの中から、将来世界のビッグクラブに羽ばたく人材が生まれることを期待したい。

早くも監督解任のマリティモ、ポルトガル2部2位につける好調指揮官の引き抜きを狙う

『zerozero.pt』

ここまでポルトガルリーグで5試合を戦い、1勝4敗で最下位から2番目の17位につけるマリティモは、成績不振から早くも新監督パウロ・セーザル・グスマオンを双方の合意のもと解任した。

そして、新監督候補として浮上したのは、ポルトガル2部所属サンタ・クラーラを率いるダニエル・ラモス。アソーレス諸島の『Açoriano Oriental』が報じた。サンタ・クラーラは現在、消化試合が1試合少ないながら、勝ち点19で亀倉龍希が所属する首位ポルティモネンセと勝ち点差1の2位と好調を維持している。

なお、ダニエル・ラモス監督の引き抜きが噂されるサンタ・クラーラは、その後任としてキン・マシャードとミゲウ・レアウに興味を示しているようだ。前者は一昨季にトンデーラを率いて2部優勝し、後者は昇格組モレイレンセを2シーズンに渡り残留させた実績を持っている。

©FutePor -ふとぽる-

【保存版】2015-16ポルトガル1部リーグを戦う18チームの監督人事

ベンフィカのリーグ2連覇及び2冠達成とともに幕を閉じた2014-15シーズンのポルトガルリーグ。プレシーズンに突入し、来季の躍進に向けて各クラブが監督人事に着手している。すでに、歴史に名を残すような禁断の監督移籍も実現しており、今季も例に漏れず、ポルトガル人監督の動向に注目が集まる。

昨季は多くのクラブで玉突き移籍が発生した(筆者過去記事: 『ポルトガルリーグ激動の監督大移動』』参照)。今季は、国内移籍や、Bチームからの昇格、海外をめぐる監督の輸出入など、様々な移籍パターンが見受けられた。そこで、昨年に続き、来季1部リーグを戦うクラブの監督情報をまとめてみた。1部残留15チームのみだった前回とは違い、今回は、2部からの昇格組も含めた全18チームを網羅している。

☆紛らわしいので、使用語の定義を一度共有

「昨季」=2013-14シーズン

→(ベンフィカがリーグチャンピオン)

「今季」=2014-15シーズン

→(ベンフィカがリーグ2連覇)

「来季」=2015-16シーズン

 

<1位 ベンフィカ>

ジョルジ・ジェズス(来季:スポルティング)

ルイ・ビトーリア(前:ギマラインス)

6年間でベンフィカに10タイトルをもたらした老将ジョルジ・ジェズスの退任が決定。今季は、ベンフィカを2年連続でリーグ王者に導き、自身もリーグ最優秀監督に選出された。退任は、契約延長交渉で約半額の減棒を提示されたのが決定的であったようだ。また、本人曰く「ベンフィカでの仕事はやり切った」とか。国内外のビッグクラブからの関心が伝えられた中、ライバルのスポルティングへ、歴史的な禁断の移籍を決断。ポルトガル全土を震撼させた。

後任には、ギマラインスを5位に導いたルイ・ビトーリアが就任。3年契約を結んだ。同氏はベンフィカのユースチームを率いた経歴があり、クラブへの適応には問題ないだろう。懸念点があるとすれば、ヨーロッパ大会での実力が未知数なところか。先日、ルイス・フィリペ・ビイエラ会長がCL制覇の夢を語った。その実現とまではいかずも、リーグ3連覇とCLグループリーグ突破は全サポーターから求められる結果。過酷なプレッシャーに打ち勝つことができるか。

<2位 ポルト>

フレン・ロペテギ(続投濃厚)

パウロ・フォンセッカ監督期に続き、ロペテギ監督下でも優勝トロフィーを掲げられず、2シーズン連続で主要タイトル無冠に終わったポルト。しかし、CLではベスト8と大躍進を果たし、バイエルン相手にホームで3-1と歴史的な勝利を挙げたロペテギの実力を、ピント・ダ・コスタ会長は高評価。ミランやレアルなど国外クラブからの関心が集まったが、会長が売却不可の姿勢を貫いた。来季の続投は濃厚である。今季は、監督の意向により多くの新選手がレンタルで加入し、連携面を含めたチーム作りに時間を費やした。来季のチームの完成度には期待がかかるが、ポルトの監督に就任した宿命であろうか、例年通りに主力選手の退団に頭を抱えている。不動のRSBダニーロと、中盤を支えたカゼミロのレアル行き(後者はレンタルバック)の影響は大きく、特筆すべきは3年連続リーグ得点王に輝いたジャクソン・マルティネスの退団であろう。このリーグ最強ワントップの個人技で「何とかなった」試合は、枚挙にいとまがない。歴代史上最高のエース退団により、ロペテギ流チーム作りの手腕が再び試されることになる。仮にワントップの後任人事に失敗し、勝ち星を落とすような状況が続いたとしたら、会長から高評価を得ている監督の電撃解任というシナリオも絵空事ではない。

<3位 スポルティング>

マルコ・シウバ(来季:オリンピアコス)

→ジョルジ・ジェズス(前:ベンフィカ)

スポルティングに7年ぶりのタイトルをもたらしたマルコ・シウバが、クラブ会長ブルーノ・デ・カルバーリョとの不仲を理由に解任された。両者は、プレシーズンにはすでに方向性の食い違いを感じていたようである。サポーターからも愛されていたポルトガルNo.1若手監督の解任については、勿体無いの一言に尽きる。監督とクラブ間の契約破棄に関する交渉が難航したが、先日ようやく双方が合意。フリーの身になったマルコ・シウバは、ビトール・ペレイラ現フェネルバフチェ監督(元ポルト監督)の後任として、ギリシアのオリンピアコスへ移籍。オリンピアコスからスポルティングの監督へ就任したレオナルド・ジャルディン現モナコ監督とは、真逆方向の移籍が実現した。

後任には、ベンフィカのジョルジ・ジェズスを電撃獲得。ミランやレアルなど国外ビッグクラブへの監督就任も噂された中、ライバルチームへの歴史的な禁断の移籍を選択した。しかし、同監督は根っからのスポルティンギスタであり、青年期はユースチームに所属し、トップチームでプレーした経歴も持つ。キャリアの終盤に心のクラブを率いたいと願うのも当然か。ホームスタジアムで行われた就任会見では、満員のソシオが見守る中、「眠っているライオンを起こさなくてはならない!」と力説した。国内有数のワールドクラスの名将が、ベンフィカとポルトに遅れをとる3強の一角を、宣言通りに復権へと導くのか。それとも、マルコ・シウバという若き実力者の解任が凶と出るのか。来季もスポルティングの動向には大注目だ。

<4位 ブラガ>

セルジオ・コンセイサオン

→パウロ・フォンセッカ(前:パソス・デ・フェレイラ)

リーグ4位と大健闘ながら、コンセイサオンを解任。ポルトガルカップ決勝のスポルティング戦で、試合を圧倒的優位に運びながらまさかの敗北を喫したのが、会長の逆鱗に触れたようだ。

後任には、パソスを率いたパウロ・フォンセッカを指名。2年契約を結んだ。今季は、愛するクラブを8位に躍進させ、前年にポルトで失った評価を取り戻した。「パソスで満足しており、その愛情を超えるほどのプロジェクトが提示されない限りは、チームを離れることはない」という趣旨の発言をしていたが、ころっと移籍。ブラガが抱く野心は相当なものだったのだろう。自身2度目となるビッグクラブでの挑戦となる。ポルトでの反省を活かし、有力選手の多いチームをうまくまとめることができれば、3強撃破も夢ではない。弱小クラブを3位へと躍進させた「パソスの奇跡」を再現したい。

<5位 ギマラインス>

ルイ・ビトーリア(来季:ベンフィカ)

→アルマンド・エバンジェリスタ(前:ギマラインスB)

ルイ・ビトーリアをベンフィカに引き抜かれたギマラインス。注目の後任には、Bチームのアルマンド・エバンジェリスタを昇格させた。41歳の同監督は、6年間Bチームを率いた、まさにチームを知る男。トップチーム昇格を果たしていきなりELにも挑戦する。Aチーム経験の浅さが足を引っ張らないと良いが。

<6位 ベレネンセス>

ジョルジ・シマオン(来季:パソス・デ・フェレイラ)

→サー・ピント(前:アトロミト(ギリシア))

昨季は辛うじて降格を免れたベレネンセスが、今季はEL出場圏内の6位に大躍進。シーズン途中に暫定指揮を執ったジョルジ・シマオンはパソスへ移籍。新監督サー・ピントと2年契約を結んだ。同監督は、42歳と若手ながら、スポルティングやレッドスターなどを率いた過去を持つ経験豊富な人物。元ミランのガットゥーゾが監督就任して注目を集めた、ギリシアのOFIクレタを、彼の前に指揮した監督でもある。躍進の体制は整った。ELとリーグの両立が鍵となる。

<7位 ナシオナル>

マヌエル・マシャード(続投濃厚)

昨季の5位に続き、今季も7位と健闘。マシャード監督への信頼は厚く、今季も残留が既定路線。

<8位 パソス・デ・フェレイラ>

パウロ・フォンセッカ(来季:ブラガ)

→ジョルジ・シマオン(前:ベレネンセス)

パウロ・フォンセッカがチームを3位という奇跡の順位に導いたのも今は昔。クラブの英雄がポルトの監督に就任した昨季は、最下位から2番目の15位に沈んだ。そこで、今季はフォンセッカを呼び戻し、クラブと監督自身の名誉回復に尽力。無事、上位に返り咲いた。ポルトでは不遇の時を過ごした同監督も汚名を返上。移籍市場を賑わす人気監督となり強豪ブラガへ羽ばたいた。

後任には、昨季ベレネンセスの監督に途中就任し、9試合を指揮したジョルジ・シマオンを抜擢。38歳という来季の1部リーグ最年少タイ監督に、英雄フォンセッカの再現を託した。英雄が去りチームが大暴落した昨季の再現だけは避けたいところ。

<9位 マリティモ>

イボ・ビエイラ(続投濃厚)

パウロ・ベントのもとでポルトガル代表アシスタントコーチを務めたレオネル・ポンテスが、馴染みのないクラブチームを率い、失敗。目標の上位進出とはならずも、後任のイボ・ビエイラがチームを立て直した。すでに同監督主導でチームの補強が行われており、プレシーズンのフランス遠征も決定。続投は濃厚であろう。カルロス・ペレイラ会長が掲げた目標であるEL出場圏内の6位を目指す。

<10位 リオ・アベ>

ペドロ・マルティンス(恐らく続投)

リーグ序盤の勢いはどこへ。上位躍進を意気込んだものの、最終的には昨季とあまり変わらない10位に落ち着いた。前監督ヌーノ・エスピリト・サントは、移籍先のバレンシアで高評価を得ており、ペドロ・マルティンスとしては、現監督の威信を、サポーターを始めポルトガル全土に見せつけたいところ。ただ、今のところは監督について移籍の噂も解任の噂もなく、注目度が低い感は否めない。

<11位 モレイレンセ>

ミゲル・レアル(続投)

昇格初年度ながらリーグ11位と、思いの外、上位をキープ。その功績が認められ1年間の契約更新。

<12位 エストリル>

ファビアーノ・ソアレス(続投)

マルコ・シウバが築き上げたエストリル帝国を、大方の予想通りジョゼ・コウセイロが崩壊させ、途中解任。マルコ・シウバのテクニカルチームにも所属していたブラジル人ファビアーノ・ソアレスが、暫定監督としてチームを降格の危機から救った。

新監督が決定しないままプレシーズンに突入し、早くも出遅れた感があった中、ファビアーノ・ソアレスの続投が明かされた。今季限りの暫定監督のはずであったが、このタイミングでの残留発表。後任が見つからず、やむを得ない選択だったのかと推測せずにはいられない。マルコ・シウバが、3強に肉薄するチームに育てたエストリルを、再び2部常連の弱小チームに戻すことだけは避けたい。

<13位 ボアビスタ>

プティ(続投)

ポルトガル代表の功労者プティが、1年の契約延長を果たした。2006年ドイツワールドカップで、ポルトガル代表の一員としてベスト4を達成したのは記憶に新しい。2012年からボアビスタで選手兼監督を務め上げ、昨季は3部からの1部特殊昇格(八百長の疑惑が晴れたため)に貢献。今季は1部初年度ながら13位と大健闘した。来季も1部残留が現実的な目標だろう。

<14位 ビトーリア・セツバル>

ブルーノ・ヒベイロ(来季:ルドゴレツ)

→キン・マシャード(前:トンデーラ)

今季は、ドミンゴス・パシエンシアが結果を残せずに途中解任。ブルーノ・ヒベイロがチームを残留へ導いた(パシエンシアは来季よりアポエルの監督に)。来季は、トンデーラを2部優勝に導いたキン・マシャードに指揮を託す。2部優勝の勢いそのままに、上位戦線に食い込みたい。

<15位 アカデミカ>

ジョゼ・ビテルボ(続投濃厚)

パウロ・セルジオの途中解任に揺れたアカデミカは、ジョゼ・ビテルボのもと、何とか残留を決定。ジョゼ・エドゥアルド・シモインス会長が、同監督への信頼を強調しており、残留は濃厚。

<16位 アロウカ>

ペドロ・エマヌエル(来季:アポロン・リマソール(キプロス))

→リト・ビディガル(今季:ベレネンセス途中解任)

ポルト時代にアンドレ・ビラス・ボアスの元でアシスタントコーチを務めたペドロ・エマヌエルが、キプロスへ移籍。今季ベレネンセスを途中解任されたリト・ビディガルが新監督に就任した。同監督は、昨季のベレネンセスを残留に導いた「残留請負人」としての期待がかかる。来季も弱小クラブを1部残留に導くのが使命だ。

<2部1位 トンデーラ>

キン・マシャード(来季:ビトーリア・セツバル)

→ビトール・パネイラ(前:バルジン)

チームを1部昇格に導いたキン・マシャードが、セツバルに引き抜かれた。後任には、49歳のビトール・パネイラを招聘。今季シニアリーグ所属のバルジンをポルトガル2部リーグに昇格させた手腕が評価され、2013年10月以来のトンデーラ復帰となった。同監督は、ポルトガル代表では44試合出場のキャリアを誇るものの、監督としては、ポルト近郊のバルジンやゴンドマルなど弱小クラブから抜け出せていなかった。強豪並み居る1部での実力は、かなりの未知数と言えよう。

<2部2位 ウニアオン・ダ・マデイラ>

ビトール・オリベイラ

→ルイス・ノートン(前:シャービス)

ウニアオンを1部昇格に導き、2部リーグ最優秀監督に輝いたビトール・オリベイラ。61歳の老将は、2012-13シーズンのアロウカや、2013-14シーズンのモレイレンセなどを含め、15回の2部リーグ挑戦において、8つのチームを昇格へ導いたことになる。2部クラブの昇格成功率が53%にも上る「昇格請負人」は、任務を終えお役御免となった。

老将の後任として、今季マリティモを途中解任されたレオネル・ポンテス元ポルトガル代表アシスタントコーチなどに興味を抱いたが、最終的には前監督と同じ61歳のルイス・ノートンと1年契約を結んだ。同監督は、ベンフィカB、ビトーリア・セツバル、ビトーリア・ギマラインス、ギニアビサウ代表などを率いた経歴を持つ。昨季は2部のシャービスを率いていた。経験豊富な指揮官のもと、まずは1部残留を果たしたい。

 

<注目監督ベスト3>

1位 ジョルジ・ジェズス(スポルティング)

愛するクラブへ禁断の移籍を遂げた。ここ10数年低迷する3強の一角を、真の強豪に成長させることが使命である。ベンフィカで3度のリーグ優勝に輝いた手腕に、全スポルティンギスタの期待がかかる。彼が去ったベンフィカが失墜しないかどうかにも注視したい。

2位 パウロ・フォンセッカ(ブラガ)

ポルトでは失意のシーズンを過ごしたが、その実力はパソスで証明済み。リーグ3位となった「パソスの奇跡」を、新チームであるブラガで再現したい。3強の一角を崩す可能性は十分にある。今季の大注目ポイントだ。

3位 ジョルジ・シマオン(パソス・デ・フェレイラ)

9試合ながら、ベレネンセスの大躍進に貢献。38歳という若さで、実力者パウロ・フォンセッカの後釜を務めることに。まずは、今季同監督が築いたチームを維持すること。そこに自分自身のスタイルを融合させ、結果を残すことができれば、若さを武器に一気に注目監督の仲間入りを果たす可能性も。過去3年間で、3位、15位、8位と浮き沈みの激しいチームに安定をもたらしたい。

 

<年齢順>

38歳 プティ(ボアビスタ)

38歳 ジョルジ・シマオン(パソス)

39歳 イボ・ビエイラ(マリティモ)

41歳 エバンジェリスタ(ギマラインス)

42歳 サー・ピント(ベレネンセス)

42歳 フォンセッカ(ブラガ)

44歳 ペドロ・マルティンス(リオアベ)

45歳 ルイ・ビトーリア(ベンフィカ)

45歳 リト・ビディガル(アロウカ)

48歳 ロペテギ(ポルト)

48歳 キン・マシャード(セツバル)

49歳 ビトール・パネイラ(トンデーラ)

49歳 ファビアーノ・ソアレス(エストリル)

50歳 ミゲル・レアル(モレイレンセ)

53歳 ジョゼ・ビテルボ(アカデミカ)

59歳 マヌエル・マシャード(ナシオナル)

60歳 ジョルジ・ジェズス(スポルティング)

61歳 ルイス・ノートン(ウニアオン)

 

ちなみに…

マルコ・シウバ(オリンピアコス)がスポルティングの監督に就任した際の年齢は36歳。ビラス・ボアス(ゼニト)のポルト監督就任に至っては32歳の時。両者の特異的な若さが際立つ。