『O JOGO』
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、チームの女医エバ・カルネイロを叱責しベンチから追放した問題について、ライバルアーセナルのアーセン・ベンゲル監督がコメントを残した。
本件についてはよく知らないと前置きしながらも、ベンゲルはイングランドを騒がす論争を、ライバルチェルシーを攻撃するネタに活用した。「これは、チームが結束していないときに生じる問題だ。非常に難しいね。チームに力をもたらすのは、信頼と結束だ」。同じ街のライバルクラブを「結束がない」と言い捨てた。
「まず第一に言っておきたいのは、この件についてはキャッチアップしていない。チェルシーで起きていることについては、そんなに興味がないからね。そして第二に言えることは、審判がメディカルスタッフにピッチに入って良いと指示した際に彼らが入るというのは、明白としたルールだ」
ベンゲル監督はこれ以上本件について語ることはなかった。アーセナルは開幕戦でウェスト・ハムに敗北を喫しており、チームの状況を憂うことを優先したのだった。
アーセナルとタイトルを争うライバルであり、ベンゲルと個人的なライバル関係を維持するモウリーニョのチェルシー。ベンゲルはそのチーム内紛争のコメントについては控え目だったが、内心ではライバルの混乱をほくそ笑んでいることだろう。
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