『O JOGO』
クリスティアーノ・ロナウドと、ギャリー・ネビルが、クリスティアーノがマンチェスター・ユナイテッドに加入した13年前の「裏話」を披露。『Sky Sports』が報じた。
まずは、クリスティアーノ・ロナウド。同選手は、13年前に初めて恩師アレックス・ファーガソン氏と交わした言葉を明かした。
ファーガソン氏がクリスティアーノに衝撃を受けたのは、2003年のスポルティングとの練習試合。18歳の若かりし頃のクリスティアーノを、当時の若手選手では歴代最高額となる1400万ユーロの大金で名門ユナイテッドに迎え入れた。クリスティアーノは当時を思い出して語った。
「初めてマンチェスター・ユナイテッドと対戦したあの試合は信じられないものだった。完璧な夜だったよ。試合の後には、チームメイトに『お前はユナイテッドに行く』なんて言われたね。ファーガソンが見ていて、僕と話したがっているとも言っていた」
「僕がユナイテッドのロッカールームに行くと、ファーガソンは選手を紹介してくれた。あの時は本当に緊張していたよ。けど、ファーガソンがすぐにでも僕と契約したいと言ってくれたことを思い出す。全てはあっという間に進み、2日後には僕はイングランドにいてサインをした」
続いて口を開いのは、ユナイテッドのレジェンドDFギャリー・ネビル。決して忘れることのできないあの一戦を冗談交じりに思い返した。
「スポルティングとの試合、そしてその後マンチェスターへの帰路で選手たちとした会話は決して忘れない。かわいそうなジョン・オシェイは、ロナウドにコテンパンにされたことをみんなにからかわれてたんだよ。彼のことはかわいそうに思っていたよ。もしプレーしていたのが私でも同じことが起きてただろうからね」
ファーガソンが一端の若手の契約を即決し、ユナイテッドに衝撃を与えたその日、名門クラブの話題はこの若手ポルトガル人、そしてチンチンにされたオシェイの話で持ちきりだったようだ。
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