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フレン・ロペテギ監督が退任して以来、正式な後任監督が決まらないポルトだが、その有力候補の1人にビトーリア・ギマラインスを率いるクラブの古株セルジオ・コンセイサオンの名前が挙がっている。
しかし、コンセイサオンはアルマンド・エバンジェリスタ監督の早期解任にともない、今季ギマラインスの監督に途中就任したばかり。ギマラインスの会長は、コンセイサオンの退団を否定している。ただし、相手は誰もが望むメガクラブ、ポルト。同会長も監督の退任に備え、新たな手を打っているようだ。
コンセイサオンのポルト行きに備え、ギマラインスが用意した案は、監督の「トレード」であった。現在ポルトBを率いて2部リーグで首位を走るルイス・カストロ監督の招聘を密かに狙っているという。
54歳のルイス・カストロは、過去にも監督交代によりトップチーム監督へ昇格したことのある「名暫定監督」である。2006年から2013年にわたってポルトの育成組織でコーディネーターとして活躍し、2013-14シーズンにはポルトBの監督に就任した。この年にパウロ・フォンセッカ(現ブラガ)監督が途中解任され、ロペテギ監督への橋渡しとなる暫定監督として、トップチームの指揮を務めていた。
かつてギマラインスでプレーしたこともあるルイス・カストロ。反対に、かつてポルトの選手としてモウリーニョの元でプレーしたコンセイサオン。両者による監督トレードは行われるのだろうか。
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