『zerozero.pt』
ポルトガルリーグの会長を務めるペドロ・プロエンサ氏が月曜日、金崎夢生が復帰したポルティモネンセなどが所属するポルトガル2部リーグの改革を実行することを明かした。
かつては名審判として名を馳せ、チェルシーがバイエルンを下した2011-12のCL決勝や、スペインが連覇を果たしたEURO2012決勝など、歴史的な一戦を裁いた経歴を持つプロエンサ。今季よりポルトガルリーグのトップを務めている同氏は、この日2つの改革案を明かした。
第一に、2部リーグを「Liga Pro」と命名し、競争率を高める意味合いを込めて所属チームを絞ることである。現在は24チームで戦っているが、それを来季は22チームに縮小させ、2年間で20チーム、3年間で18チームと、徐々に所属チーム数を絞っていく意向だ。第二に、プレーオフ制度の導入である。かつては1部リーグの下から2番目のクラブを対象に行われ、今季は廃止されていたプレーオフであるが、今後、2部リーグの3位と1部リーグの下から3番目のクラブをプレーオフで戦わせ、昇降格の頻度を増やす可能性があることを明かした。
ポルトガルリーグは、かつての名審判の主導のもと、1部に比べて賑わっているとは言えない2部リーグに活性をもたらせるのだろうか。
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