『Record』
ベンフィキスタにとって突然の知らせとなった。
「今日の正午、これが僕にとって最後の試合になることを知った」
マリティモとのリーグカップ決勝戦を前に、ベンフィカのエースナンバー10、アルゼンチン代表FWニコ・ガイタンが、この試合がベンフィカでの最後になることをサポーターに告げた。試合後も、6シーズンを過ごした愛するクラブへの別れが決まったガイタンの目には涙が走っていた。
突然のベンフィカ退団となったガイタンの移籍先は、アトレティコ・マドリードが濃厚となっている。すでに両クラブは基本的合意に達しており、2500万ユーロの移籍金で、もうじき正式発表される運びであるという。
ガイタンは、2010-11シーズンに、ボカ・ジュニオルスからベンフィカへ移籍。近年のポルトガルリーグで最も活躍した選手の1人であり、これまで全253試合を戦い、214試合にスタメンで出場。41ゴールを記録し、175勝36分42敗という成績を残している。
リーグ3連覇に続き、この日はリーグカップを同じく3連覇したベンフィカ。サポーターとしては喜びと悲しみが同居する複雑な心境となったことだろう。
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