スポルティングが2-1で勝利したポルトガルリーグ第3節ポルトとのクラシコ。例年に違わず荒れに荒れたこの試合。いがみあったのはサポーターだけではなかった。珍しい光景ではあるが、両クラブの公式Twitterアカウントが皮肉合戦を繰り広げたのだ。
ことの発端は、ポルトアカウントが発したこのツイート。「スポルティング2点目の直前のブライアン・ルイスのハンド」と、敵チームの反則を画像とともに非難した。
Mão de Bryan Ruiz imediatamente antes do segundo golo do Sporting. pic.twitter.com/W4E1L9PInq
— FC Porto (@FCPorto) August 28, 2016
それに皮肉で返答したのがスポルティングアカウント。2点目の「直前」を非難したポルトアカウントに対し、決勝点となった歓喜の2点目を決めた「直後」を取り上げ、「スポルティング2点目の直後のジェウソン・マルティンスのゴールパフォーマンス」と、ライバルを突き離すゴール写真を投稿し、ポルトの悔しさを煽った。
.@FCPorto Festejo do Gelson Martins imediatamente depois do segundo golo do Sporting. 🙂 SL pic.twitter.com/PMO7KYdR9r
— Sporting CP (@Sporting_CP) August 28, 2016
やり取りの最後を飾ったのは、スポルティングの「ラフプレー」にフォーカスしたポルト。目には目を皮肉には皮肉を、「君たちは勝利したけどヒジが痛いだろう?何度も我々の選手を痛めつけるために使っていたからね」と、スポルティング選手がヒジを使ってポルト選手にファールをする写真を投稿。その後スポルティングアカウントからの返答はなかった。
.@Sporting_CP Ganharam mas ficaram com dor de cotovelo,tantas as vezes que o usaram para agredir os nossos jogadores pic.twitter.com/bPZ3FuW4S1
— FC Porto (@FCPorto) August 28, 2016
クラシコの舞台裏で両クラブのTwitterが繰り広げた「裏クラシコ」。試合には勝利したスポルティングだったが、皮肉合戦ではポルトに一本取られる結果となったのだった。
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