ポルティモネンセが、第6節フェイレンセ戦に臨むメンバーを発表。中島翔哉、ファブリシオ、亀倉龍希らが招集された。
ここまでリーグ4連敗で最下位のひとつ上17位に沈むポルティモネンセ。しかし、これまでの対戦相手は、マリティモやリオ・アベ、ブラガ、ベンフィカなど、上位の常連である強豪ばかりであり、前節のベンフィカ戦では王者をあと一歩でドローというところまで追い詰めるなど、内容自体は順位ほど悪くはない。フェイレンセは2部時代に戦った「同レベル」とも言えるクラブであるため、今節は是が非でも勝ちたいところだ。
しかし、そんなフェイレンセはここまでリーグ6位と絶好調。前節はスポルティング相手に96分に劇的な勝ち越し弾を与えて勝利を逃してしまったが、それまでは4戦無敗を維持していた。ポルティモネンセが敗北したマリティモにも、2-1で勝利している。
ポルティモネンセとしても勝ち星が欲しい相手ではあるが、中島翔哉にとってもこの試合だけは落とせない。というのも、フェイレンセのエースナンバー10番を背負うのが、ナイジェリア人FWエテボ・オグヘネカロであるからだ。
エテボといえば、リオ・オリンピックで中島翔哉もメンバー入りした日本代表相手に、ナイジェリア代表として、4得点を決めた因縁の相手。同選手は、前節スポルティング戦でも、EURO2016で母国に優勝をもたらしたGKルイ・パオリシオ相手にゴールを決めるなど昨季からの好調を維持しており、中島よりも一足早くポルトガルリーグ期待の若手プレーヤーとしての地位を確立している。
ポルティモネンセとしてはリーグ4連敗を食い止める絶好の機会。そして、中島にとってもリオ・オリンピックのリベンジとなる重要なゲームとなる。試合は、18日月曜日、日本時間午前3時よりキックオフする。
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— Portimonense (@PortimonenseSC) September 17, 2017
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