『Record』
ポルトガル1部リーグのマリティモが、松本山雅より日本代表FW前田大然を獲得したことを正式に発表。今季末までのレンタル、買取オプション付きの契約となった。
👤 Daizen Maeda
⚽ Avançado
🗓 21 anos
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— CS Marítimo Madeira (@MaritimoMadeira) July 23, 2019
前田はマリティモ加入に伴い、入団会見に応答(※以下、日本語はポルトガルメディアによる報道を日本語訳したもの)。自身の特徴を尋ねられた際にはポルトガル語で「私は速いです (Sou rápid)」と答えたことについて、ポルトガルメディア『Record』は「ポルトガル語で周囲を驚かせた」と報じた。
会見にあたり、前田は「とても攻撃的なリーグであり、このような挑戦ができて幸せに感じている。マリティモがヨーロッパサッカーへの入り口になると信じている」と、自身初となる欧州挑戦への期待感をにじませた。また、自身のポジションについては「コパアメリカでプレーしたように、サイドでも中盤でもプレーできる」と、様々なポジションでプレーできるユーティリティ性をアピールした。同メディアは、前田が「クラブ会長より10ゴールを挙げることを挑戦とされている」と、会長より期待されている目標を明かした。
そのカルロス・ペレイラ会長は、前田の獲得がチーム強化のほか、クラブのマーケット拡大にも寄与することへの期待を公言。「彼はマリティモの国際的なブランドを強化してくれる。若いのにすでに日本代表歴があり、マリティモを自身が成長できるクラブだと考えてくれている。ほかのマーケットからもっと経済的によい条件のオファーがあったようだが、彼の選択は我々に落ち着いてくれた。我々は育成クラブであり、クラブの資産を循環させることには慣れている」と、将来的には「育てて売る」ことも辞さないことを暗示した。
マリティモは、クリスティアーノ・ロナウドの出身地であるマデイラ島のクラブであり、かつては日本人SB相馬崇人が所属。今季はポルトガル期待の若手監督ヌーノ・マンタを指揮官に据えて、新シーズンに臨む。
選手の序列が横一線で始まる新たな挑戦で、自慢の速さを武器に輝けるだろうか。
Marítimo – Reforço japonês Maeda define-se em português: «Sou rápido» https://t.co/tyiIOWaAa5
— Diário Record (@Record_Portugal) July 23, 2019
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